2017/05/16

アジアMTB選手権<レポート>DHI

大会二日目となる13日はDHIの決勝が行われた。
コースは1.3km標高差約250mで、前半は森の中を急勾配で下っていき、後半はジャンプなど人工的セクションがある近年のアジア選手権においてはしっかりと作りこまれたコース。
昨年優勝の清水一輝を筆頭に日本勢全員に優勝のチャンスがある中、決勝までにお互いにラインどりやコースの状況、バイクのセッティング、そして他国ライダーの様子など情報を共有して個人戦ではあるが、チームとしてまとまりを見せレースに臨んだ。
女子エリートの中川弘佳はトレーニングでの大クラッシュもあり振るわず7位。
男子エリートは永田隼也はタイトターンが連続するセクションでスピードが乗らず6位、井本はじめは3位と0.134秒差の4位、昨年の勝者の清水一輝はトップと2.413秒差の3位、九島勇気は攻め切って見事優勝となった。
昨年よりも一段とチームワークが発揮できるようになり、来年こそはメダルを独占できるようにしていきたい。監督 鈴木雷太(MTB強化スタッフ)