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2019/12/15

カンセキ宇都宮シクロクロス(UCI-2) Day1 レース結果

12月14日 宇都宮市、道の駅うつのみやろまんちっく村にて渡ってカンセキ宇都宮シクロクロスが行われた。1日目はUCIカテゴリの男子ジュニア、女子エリート、男子エリートの他にAJOCCカテゴリのC4、C3、C2、CL2+3のレースが行われた。
コースレイアウトは基本的には昨年と同じだが若干変更を加え、コース長は約2.8km。午後のUCIカテゴリが開催されるころには霜による泥の影響もほぼなく、ハイスピードのレースとなった。

男子エリート
62名が出走、9周回で争われた。前週、全日本選手権でエリート2連覇を果たした前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)が好スタートを切り、それに同じチームメイトでU23全日本チャピオンに返り咲いた織田 聖が続き、二人はハイスピードでレースを引っ張る。その二人を追うのはマキノ、野辺山で2連勝し、一度チェコに帰国して再来日のHEKELE Emil(Zekof team)。
快調に飛ばす弱虫ペダルサイクリングチームの二人だったが2周目、前田が今年からコースに組み込まれた丸太の階段で土の中に見えない状態で埋まっていた丸太に滑って足首を捻挫してしまい負傷しレースを棄権した。
単独トップとなった織田はHEKELEの追走を振り切るべくプッシュし続けるが、残り2周となったところでHEKELEにキャッチされてしまう。織田は来たるべく勝負のタイミングまで後ろについて息を整えようとするが、コース中盤にあるアスファルトの直線の後に折り返してキャンバーに降りるコーナーで落車してしまい、コースアウト寸前まで斜面を滑落してしまい、トップ争いに終止符が打たれた。
コースサイドの観客とハイファイブしながらHEKELEがフィニッシュ。11秒後に織田が悔しげな表情でフィニッシュ。3位には地元チームである宇都宮ブリッツェンの小坂光が入った。なおこのレースの完走者は11名であった。

女子エリート
招待選手のスロバキアの6年連続、7度のナショナルチャンピオンのKESEG STEVKOVA Janka(OUTSITERZ cycling)がホールショットを奪うと、後続を一切寄せ付けることなく、トップを快走。終盤転倒によりディレイラーハンガーが曲がってしまい変速ができない状態になりながらも走りきり優勝した。2位には唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、3位には前週の全日本選手権でも3位だった西山 みゆき(Toyo Frame Field Model)が入った。このレースは16名が出走。完走者は7名だった。

男子ジュニア
C2と同時出走で最前列からスタートした男子ジュニアカテゴリでは松本 一成(TEAM SCOTT JAPAN )がスタートからトップに立ちプッシュするが2周目直前にピットに入りバイクを交換したが、乗り換えたサブバイクがピットから一番遠い箇所でチューブラータイヤが剥がれえてしまうトラブルに見舞われ、大きく順位を落とした。代わってトップに立ったのは前週の全日本選手権で同クラス3位となった鈴木 来人(BonneChance)。それを中島 渉(RIGON with KURE/BOUNCE)が追う展開。詰まりそうで詰まらない差のまま、鈴木が先にフィニッシュ、2には中島。3位には一時6番手まで順位を落とした松本が入った。

UCIカテゴリのレース結果は以下の通り

男子エリート(9Laps)
1:HEKELE Emil(Zekof team) 1:00:05
2:織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +0:00:11
3:小坂 光(宇都宮ブリッツェン) +0:01:29
+0:00:00
女子エリート(6Laps)
1:KESEG STEVKOVA Janka(OUTSITERZ cycling) 0:48:15
2:唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +0:02:09
3:西山 みゆき(Toyo Frame Field Model) +0:03:44

男子ジュニア
1:鈴木 来人(BonneChance) 0:37:00
2:中島 渉(RIGON with KURE/BOUNCE) +0:00:37
3:松本 一成(TEAM SCOTT JAPAN ) +0:01:10

他のAJOCCカテゴリについてはAJOCCホームページにてご確認ください。
https://www.cyclocross.jp/