カンセキ presents 2018宇都宮シクロクロス(UCI-2)が12月15日(土曜日)栃木県宇都宮市 道の駅うつのみやろまんちっく村特設コースで行われた。
スペイン、フランス、オーストラリアからそれぞれの国のトップライダーを招待して行われた男子エリートは現フランスチャンピオンのCHAINEL Steve(TEAM CHAZAL CANYON)と昨年に引き続き来日したスペイン ORTS LLORET Felipe(DELIKIA – GINESTAR)の2人がファーストラップから飛び出しハイペースでレースを展開。それを国内のトップライダーが追う形となった。2周回目にORTS LLORETがメカトラブルでストップ。その間にCHAINELがリードを大きく広げた。ORTS LLORETは前田 公平、織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)、小坂 光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)、沢田 時(TEAMBRIDGESTONECycling)らが形成する追走グループにジョインしてすぐさまCHAINELの追走に出るが、そこに先週全日本のタイトルを獲得した前田が食らいつく。前田は次の周回には再び追走グループに吸収された。追走グループからは織田が飛び出し、沢田がドロップ。ORTS LLORETに追い詰められながらも余裕を見せる走りでCHAINEL が優勝。3位には織田。最終周回に現オーストラリアチャンピオ JONGEWAARD Chris(Flanders-Nemisis)が4番手に浮上するが、全日本チャンピオンの前田がゴールスプリントで4位でゴール。
女子エリートは先週全日本チャンピオンとなった松本 璃奈(TEAMSCOTT)がスタートループ後の3段坂をただ1人乗車でクリアし、1周回目で25秒ほどのリードを奪う。それを追うのは前全日本チャンピオンの今井 美穂(CO2bicycle)と西山 みゆき(ToyoFrameFieldModel)、終盤スタートで出遅れた唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が3番手に浮上した。松本は1週間前に雪の中で行われた全日本選手権の疲れを感じさせない笑顔で走る余裕を見せ優勝。今井が2位。唐見が3位となった。
UCIレースの結果は以下の通り
男子エリート
1 : CHAINEL Steve (TEAM CHAZAL CANYON) 57:04
2 : ORTS LLORET Felipe (DELIKIA – GINESTAR) -29
3 : ODA Hijiri (Yowamushipedal Cycling Team) -1:44
女子エリート
1 : MATSUMOTO Rina (TEAM SCOTT) 44:16
2 : IMAI Miho (CO2bicycle) – 1:00
3 : KARAMI Miyoko (YOWAMUSHI PEDAL CYCLING TEAM) – 1:19
UCIレース以外の結果は後ほど掲載します。