2015/10/20

ジャパンカップレポート

JAPAN CUP10月18日ジャパンカップロードレース144.2㎞
例年の14㎞の周回コースは、今年はコース状況の関係で約10㎞に短縮されたが、計14周と周回数が増加され難度が増した。チームは世界選手権17位の新城をエースとしてレースに挑む。スタート直後国内チームメンバー中心の逃げグループがあっさり出来るが、ナショナルチームは終盤のペースアップを最重視し全員が集団に残ることにした。先頭グループに対してメイン集団は、プロツアーチームによるペースコントロールで周回を重ねる。一定ペースではあるが中盤を過ぎると自然に脱落者が出始め、黒枝、徳田、入部も遅れ始めてしまう。
ペースが上がったのはラスト3周、常時新城付近に待機した面手が新城を先頭まで引き上げ本格的なレースが開始。アタックやペースアップの末、最後は新城と各プロツアーチームのエース同士の勝負となり優勝が期待されたが、激しい戦いの末、ゴールスプリントでは前輪のスローパンクの影響もあったか、惜しくも3位のゴールとなった。新城は優勝こそ逃したが、ツール・ド・フランス総合7位のモレマ、ジロ・デ・イタリアステージ優勝のウリッシらと対等以上に戦い、日本人が世界で戦える証拠を日本でも見せてくれた。

レース結果
1バウケ・モレマ(オランダ/トレックファクトリーレーシング)3h53m40s
2ディエゴ・ウリッシ(イタリア/ランプレ・メリダ)+0s
3新城幸也(ジャパンナショナルチーム)+0s
…10畑中勇介(TEAM UKYO)、14初山翔(ブリヂストン・アンカー・サイクリングチーム)+1m54s 以上2名UCIポイント獲得日本人選手
…32面手利輝+7m41s
徳田優、入部正太朗、黒枝咲哉は途中棄権

別府10月17日ジャパンカップクリテリウム
約1.5㎞のフラットな街中の周回コースを20周するクリテリウムはスピードとスプリント力が勝負を決める。ジャパンナショナルチームはゴール前の瞬発力は日本一であろう黒枝咲哉をエースにスタート。黒枝はゴールまで温存する一方、新城と他の若手メンバーは翌日のロードレースに備え各選手それぞれの調子と連携を確認しながら展開する。レースは途中逃げの展開もあったがゴールでは予測通り集団スプリントとなる。ゴール前は新城も動き黒枝を好位置へのリードを試みるが黒枝は集団に埋もれてしまい不発に終わった。勝ったのはチームメイトの完全アシストと優勝候補のベン・スイフト(チームスカイ)の強烈な加速をしっかり捕えた別府史之(トレックファクトリーレーシング)。世界で戦う勝負精神を見せてくれた。(浅田 顕)

レース結果
1別府史之(日本/トレックファクトリーレーシング)42m29s
2ベン・スイフト(オーストラリア/チームスカイ)
3スティール・ヴォンホフ(オーストラリア)
ジャパンナショナルチームメンバーは集団で完走

ジャパンカップジャパンナショナルチームメンバー
新城幸也(チームヨーロッパカー)
入部正太朗(シマノレーシング)
徳田優(鹿屋体育大学)
黒枝咲哉(鹿屋体育大学)
面手利輝(EQADS)