2010/08/08

ジュニアトラック世界選手権レポート

周回練習8月2日から5日までのジュニア世界選事前合宿(日本CSC)を終え、6日に現地入りした。競技開始は11日からであり、現地での事前合宿中である。
現地スタッフとして今回の遠征に帯同していただける沖美穂さん(JOCスポーツ指導者海外研修員)の事前準備により、選手・日本からのスタッフとも安心して合宿および試合に望めている。派遣選手のほとんどが室内の木製競技場でのレースが初めてであり、やや圧倒されるものの周回練習を重ねるごとにその感覚を取り込んでいった。日本チームはフランス、ベルギーチームと同じ練習時間であった。どのチームも30分サークルでトレーニングを行い、90分程度の軽めのメニューで終了して行った。
 
ヴェロドローム 日本にはこのような板張り250m競技場がないため、板張り競技場や前輪ディスクホイールでの走行を行ったことのないジュニア選手にとっては早々に現地入り、大会直前でこれらの施設や機材に慣れるためのトレーニングを現段階では組みこまなければならないことが試合前でのトレーニングに変化をもたらしてしまい、選手にとってもややストレスのようだ。
(トラック担当コーチ 佐藤孝之)
 
 
 
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