2011/08/22

ジュニアトラック世界選手権レポート

8月21日雨、気温26度、湿度69%の中、11時からケイリンが始まった。予選2組目に奥村諭志が出場した。周回中、最後尾につけイギリス選手の仕掛けと同時にまくり始めるが前に届かずに敗退。次に4組目に谷口遼平が出場。最終バックからまくり始めるが届かず敗退。約1時間半の休息ののち、敗者復活戦が始まった。両名とも2組目に出場、奥村、谷口の並びで周回を重ねペーサー離脱後、奥村が積極的に先行するが両者ともバックストレートでまくられ敗退。ジュニアトラック世界選手権大会における日本代表チームの全試合が終了した。
ケイリン、スプリントといった個人種目の短距離においても若干、世界との差を感じる大会であった。しかしながら、日本ジュニア新記録を樹立したチームパーシュートやチームスプリントにおいてはトレーニング方法やキャンプの時期をコントロールすることで順位決定戦まで進出できそうな予感を感じることができる大会内容であった。明日の飛行機で日本へ帰国する予定である。
(ジュニア強化育成部会支援スタッフ 佐藤孝之)