2016 Tour du Pays du Vaud prologue
5月26日からプロローグとタイムトライアルを含む4日間で争われるジュニアネイションズカップTour du Pays du Vaud がスタートし、フランスからの連戦となる日本チームは沢田桂太郎、渡邉歩、日野竜嘉、曽我部厚誠、尾形尚彦、小野寛斗の6選手が出走した。
プロローグの前半は道の細いテクニックの求められるコーナーが多く、その後スピードの出る下り区間、そして高速での下りコーナーを抜けてラスト700mは10%ほどの勾配が続く登りでゴールする。
距離が短く僅差の争いになることが予想されたコースで、沢田はチームカーから先にスタートする日本選手の走りを確認して臨んだ。最初のテクニカルなコーナー区間も無難にこなし、下りで若干ロスをしたが、平坦区間、そして最後の登り区間も踏み抜いて高順位が期待されたが、数秒内に複数名の選手がおり22位にとどまった。10位以内に入るには3秒縮める必要があった。日本選手はTTバイクに乗る機会は少ないが、海外のトップジュニア選手は冬でもシーズン中でもTTバイクを乗りこなす時間を作っている。タイムを短縮するために出来ることはまだ多く残されている。(JCF強化コーチ 柿木孝之)
プロローグ 順位
1 BISSEGGER Stefan(スイス)4分15秒03
2 MCNULTY Brandon 2秒95差
3 JOHANSEN Julius(デンマーク)5秒29差
22 沢田桂太郎12秒85差
82 曽我部厚誠30秒59差
107 渡邉歩 39秒66差
118 小野寛斗 44秒06差
127 尾形尚彦 49秒11差
136 日野竜嘉56秒56差