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2015/04/09

ツアーオブタイランド ステージ1<レポート>

2015-Tour-of-Thailand-stage14月8日からWomen’s Tour of Thailand UCI 2.2が始まった。タイ北部のウドンタニとラオスとの国境に近いノンカイ周辺の平坦基調の3つのステージで行なわれる。昨年は連日集団スプリントとなり個人総合は秒差の争いとなったが、今年は強豪のHITECH PRODUCTS TEAMが参戦することでより攻撃的なレースになることが予想される。日本ナショナルチームは智野真央(ニールプライド南信スバル)、針谷千紗子(LIVE GARDEN BICI STELLE)、樫木祥子(駒澤大学)、斎藤望(日本体育大学)、坂口聖香(日本体育大学)の5名で挑む。日本からはアサヒチームも参戦している。
今回スプリンターのいない日本ナショナルチームは、逃げてタイム差を稼ぎ、またスプリントポイントを獲得して、個人総合上位を狙う。
第1ステージはウドンタニからラオス国境のメコン川沿いを通りノンカイまでの97kmの平坦コースで争われた。前半はHITECHチームがコントロールする形でレースが進む。複数名の逃げの動きが起こるが長くは続かない。この大会は平坦コースが3ステージということで、スプリントポイントで1位から3位までが獲得出来る3、2、1秒のボーナスタイムが総合成績に影響を及ぼしてくるので、スプリントポイント前には集団の動きは活発になるが、結局スプリントでの争いとなり、スプリンターがボーナスタイムを獲得していく。中盤にはインドネシアの選手が30秒ほど先行するが、どの逃げも決まらず集団でのスプリント勝負になった。日本チームは連携が上手くとれず、斎藤、智野、坂口が11位、14位、15位でゴールした。樫木は集団後ろにいたため数秒のタイムを失い、針谷はゴール手前3km以内でホイールを破損したため着順は集団の最後尾になったが、集団との同タイムとなった。
第2ステージでも逃げグループに入り、攻撃をかけて個人総合成績での上位を狙う。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

第1ステージ結果
1 NGUYEN THI THAT (ベトナム) 2時間35分13秒
2 MENG ZHAOJUAN(GPC) 同タイム
3 HUANG TING YING(チャーニーズタイペイ) 同タイム
11 斎藤  望(日本体育大学)
14 智野 真央(ニールプライド南信スバル)
15 坂口 聖香(日本体育大学)
46 樫木 祥子(駒澤大学)8秒差
48 針谷千紗子(LIVE GARDEN BICI STELLE)1位と同タイム