ツールド台湾最終ステージは序盤に2級山岳があるがその後はほぼフラット。集団ゴールスプリントになる可能性が高いものの、チームとしては逃げの展開を作りステージ成績を狙いスタート。序盤の登りを難なくこなし、アタック合戦に参加しながら距離を消化してゆく。中盤実力のある6名の逃げが形成されるがチームはこれを外し、リーダーチームによってペースがコントロールされるメイン集団待機。追撃を警戒しつつ最後のスプリントに備える。レースは追い風のゴールスプリントとなり中根、内間で中島を誘導しスプリントを試みたが力及ばず13位に終わる。今年のツールド台湾ではUCIポイント獲得を目的に早期から代表メンバーを選出し参戦したが、無得点に終わり大変残念な結果となった。そんな中でも中根英登のトラブルや不利を抱えながらも挑戦する姿勢は良かった。またTEAM UKYOで参加した土井雪広はコンディションもしっかり整え、チームとしても的確なレース運びで個人総合6位、ステージ5位に入賞し日本にUCIポイントをもたらした。(浅田 顕)
3月26日 第5ステージ (TERIFIC TAIWAN STAGE)177km
ステージ成績
1 THÖMEL Tino (ドイツ/RTS-SANTIC RACING TEAM) 4h00m47s
2 WIPPERT Wouter(オランダ/DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING)+0s
3 TAMOURIDIS Ioannis(ギリシャ/SYNERGY BAKU CYCLING PROJECT)+0s
…12窪木一茂(TEAM UKYO)、13中島康晴、75中根英登、76内間康平+0s
個人総合成績
1 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad(イラン/TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM)14h10m34s
2 162 IRI19750323 ASKARI Hossein(イラン/PISHGAMAN GIANT TEAM)+30s
3 EMAMI Rahim(イラン/PISHGAMAN GIANT TEAM)+46s
…6土井雪広(TEAM UKYO)+2m36s
…32中根英登+14m27s、62内間康平+28m32s、70中島康晴+33m42s