2013/03/24

ツールド台湾2013参加レポート<最終ステージ>

最終日クリテリウム。チームは逃げの展開は内間と西村、寺崎と清水はゴールスプリントに備えた。レースはリーダーチームらのコントロールでハイペースで進んだ。
内間ら少数のエスケープ派のアタックも決まらずゴールスプリントへ。西村、寺崎、清水の連携でゴール前700mでは好位置まで上がるが他チームのラインに埋もれながら最後は目前の落車回避でスプリントに参加できずに集団ゴールとなった。勝ったのはこれまで集団ゴールでは上位常連のシマノレーシング吉田隼人選手。個人総合では愛三レーシングの伊藤雅和選手が10位をキープした。

7日間を通じてのコメント
今回はアジア選手権との日程が一部重なったこともあり、アジア選手権には参加しない若手中心のメンバーでの参加ながら、UCIポイントを獲得することを目標に7日間を走った。
結果は内間のステージ4位のみの得点となったが、チームのレベルは優勝チームらと対等に戦える状態にはなかった。しかし1日1日課題に取り組む選手たちに成長の余地が大きく感じられ、内間を中心に後半には選手間の呼吸もあってきた。ツールド台湾はレース展開もコース設定も程良いレベルにあり、是非次回も若手選手の構成で参加が好ましいと思う。(浅田 顕)

3月24日 第7ステージ 台北市クリテリウム 
ステージ成績
1位 吉田隼人(JPN/SHIMANO RACING TEAM) 1h03m24s
2位 GIRAUD Benjamin (FRA/LA POMME MARSEILLE) +0s
3位 SHOW Patrick (AUS/HUON SALMON GENESYS WEALTH ADVISER) +0
16位 清水 太己
30位 西村 大輝
72位 寺崎 武郎 +0s
86位 内間 康平 +1m44s

個人最終総合成績
1位 SULZBERGER Bernard (AUS/DRAPAC Cycling) 18h44m14s
2位 GRMAY Tsgabu(ETH/MTN Qhubeka) +24s
3位 POZDNYAKOV Kirill (RUS/SYNERGY BAKU CYCLING PROJECT TEAM)+25s
38位 清水 太己 +4m56s
57位 内間 康平 +10m43s
61位 寺崎 武郎 +13m24s
62位 西村 大輝 +14m19s