2013/03/23

ツールド台湾2013参加レポート<第6ステージ>

今日は個人総合争いでは事実上最終日になるため、上位選手を有するチーム同士の激しいアタック合戦が予測された。チームとしてはその展開を見ながら攻撃すべきタイミングを待まった。
序盤は寺崎を含む小グループが先行するが、総合1分遅れの選手(平塚選手/愛三レーシング)が含まれたことからリーダーチームのDRAPACのレースコントロール下で長くは続かなかった。
レースはそのまま後半戦へ、勝負所となる標高360mの峠越えでは動きはあったが、リーダー(SULZBERGER)が攻撃に耐え先頭を外さない強い走りで難関を越した。チームの4名は攻撃に参加できずに峠をクリアした。ゴールまでの平坦区間ではアタックも増えたがリーダーチームの見事なレース運びで、やがてゴールを間近に迎えた。ラスト2㎞での内間のアタックもゴールまでは届かず、スプリントに絡んだ寺崎の9位が今日の最高成績となった。レースは予測に反しそれほど激しさもなく、攻撃より守りが勝ったステージとなったが、今日は完全に力で封じ込められた感がある。
明日は52㎞のクリテリウム。スペシャリストはいないが動きを絞り勝負したい。

3月23日 第6ステージ 新北市ステージ112.36㎞
ステージ成績
1位 GIRAUD Benjamin(FRA/Team La Pomme Marseille)2h37m51s
2位 JANORSCHKE Grischa (GER/NUTRIXXION ABUS)+0
3位 OTHMAN Adiq (MAS/Champion System Pro Cycling Team)+0
9位 寺崎 武郎+0秒
40位 西村 大輝+0s
47位 清水 太己+0s
58位 内間 康平+0s

第6ステージ終了時点個人総合成績
1位 SULZBERGER Bernard (AUS/DRAPAC Cycling) 17h40m50s