第3ステージ速報
4月10日(水)第3ステージ 122.89km
毎日暑さが35℃以上はある蒸し暑い中、9時(4.3km)のパレード走行後レースがスタート、ファーストアタックJAPN針谷選手がコールされる、集団が見逃してくれればと思ったが集団が1列棒状となりメイン集団に吸収される。
序盤からアタックが繰り返され、各チームとも積極的なレース展開となるが、メイン集団からの逃げが決まらないまま、アップダウンの続く中盤60km地点で金子選手を含む5名の選手がメイン集団から抜け出す事に成功、台湾2名、タイ、香港、総合優勝の掛かっている台湾が積極的に逃げる。
上野選手の総合成績と、逃げている金子選手のステージ優勝を考え、集団をコントロールするように豊岡選手、針谷選手、福本選手に指示、2分差まで集団をコントロールし総合優勝の掛かっている台湾の選手に力を使わせる作戦で、ラスト25㎞で2分30秒差、再び3分差以上にするように集団をコントロール、微妙なレース展開で逃げている金子選手には力を温存し最低3着に入るように指示をする。
ラスト5㎞トップ5名の選手が牽制に入り集団との差が一気に詰まり、逃げていた台湾の個人総合優勝は無くなる。
5名のゴールスプリントは台湾選手の連係プレーでHSIAO Mei Yu(台湾)が最終ステージを優勝で飾った。
金子選手は残念ながら4位でゴール、ステージ3位のUCIポイント獲得できずに終わり、総合成績でも2秒差で惜しくも9位、8位までのUCIポイントをのがしてしまったが、チーム一丸となって集団をコントロールした結果、上野選手が個人総合4位となりUCIポイント12点を獲得した。(高橋 松吉)