2011/07/25

ツール・ド・ラビディビ レポート

第7ステージ(7月24日・現地時間)
今日は昨日と異なり、快晴の朝を迎えた。今年のツール・ド・ラビディビは、ほとんど雨に降られることも無く最終ステージまできた。
選手は7時に朝食を取り、しばらく休息した後、昼食のランチボックスを受け取り、正午にスタート地点へ移動した。今日のコースは、BarraueをスタートしAmosまでの51.4kmを走り、Amosの街中で1周5.3kmの周回コースを8周する合計93.8kmのコース。今日が最終ステージで、ここまで個人総合成績で日本チームトップの内野は、総合20位以内に与えられるネイションズポイントを獲得するためにも今日は何としても逃げを決めたいところだ。
午後3時にスタートし、Amosに向かって30kmほど走ったところで西村がパンクし何とか復帰したころ、内野がカザフスタンとアメリカの選手と共に逃げを決め、Amosに入るところまで約20km逃げたがタイム差がそれほど開かなかったので、Amosの周回コースに入ったところで集団につかまった。周回コースに入ってからは、今度は徳田が逃げ集団に入り2周ほど逃げたが決まらなかった。勝負は、ラスト1周で逃げ出したアメリカの選手2名がそのまま逃げきり、3位以下はゴール勝負となった。日本チームでは、西村の第16位が最高だった。
全ての競技が終わり、20時から表彰式が行われた。優秀な成績を収めた選手やチームの表彰以外に各チームの優秀選手の表彰があり、日本チームでは個人総合成績で一番良かった内野が表彰された。
今夜はAmosに宿泊し、明日は早朝からモントリオールに移動する予定。(JCFジュニア強化育成部会 部会長 坂井田 米治)

日本チームの第7ステージの結果は以下の通り。
第16位 西村、第45位 清水、第61位 内野、第72位 久保田、第82位 徳田、第104位 面手

個人総合の最終成績は以下の通り。
第29位 内野、第55位 清水、第60位 西村、第62位 久保田、第72位 面手、第84位 徳田