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2016/08/29

ツール・ド・ラヴニール<レポート>

小野寺8月27日 第8ステージ 72㎞ 山岳山頂ゴールステージ
最終ステージは途中1級山岳を越え一度下り超級山岳にゴールする決着のステージ。スタートから各国が総合リーダーに対して攻撃を仕掛けペースが上がる中、チームから唯一スタートの小野寺はひとつめの一級山岳をメイングループより少し遅れた60番目前後でパス、その次の山頂ゴールの登りでは小グループを作りながら脱落選手を吸収し、先頭から17分 15秒遅れの52位で最終ステージを終えた。
今回日本チームにとっては念願の初挑戦。欧州での合宿やレース参加で準備し6人で出走した日本チームたが、体調不良により第3ステージで2人がリタイヤ、第6、第7ステージには消耗した3人の選手が次々にレースを降りるという結果は予想しえなかった。今回の失敗を来年の再挑戦に生かしたい。
その中で唯一見込み通りに走れたのは小野寺。前半戦のTTまでのスピードステージで展開し、山岳ステージでは最後まで走り切ることを課題としレースをスタートした小野寺は、結果としてはスプリントステージにて20位1回、個人TTでは出場者の上位半数以内に入る59位と健闘、最後は力を振り絞り山岳を越えツール・ド・ラヴニールを走り切った。(浅田 顕)

8st

第8ステージ結果
1 POWLESS Neilson(アメリカ)2h25m00s
2 HAMILTON Lucas (オーストラリア)+9s
3 GAUDU David(フランス)+16s
…52小野寺玲+17m15s

最終個人総合成績
1 GAUDU David(フランス)23h31m51s
2 RAVASI Edward(イタリア)+24s
3 COSTA Adrien(アメリカ)+1m23s
…80小野寺玲 +1h23m25s