2011/03/24

ツール・ド・台湾 第5ステージレポート

福島のフィニッシュ3月24日(木)第5ステージ 119.81km(パレード8.59km) 曇り晴れ

台湾の西海岸中心部に位置す台中市をスタート、大きく回って再び台中市に戻るコースで行われ、パレード走行が終了と共にアタック合戦となるが集団からの逃げは決まらず。
集団のペースが落ち着いた23km地点で、福島が微妙なスピードで集団から単独で抜け出す、10秒差、15秒差、20秒差、30秒差、40秒差と小刻みに吸収されそうで吸収されず、徐々に集団とのタイム差を広げて行く。
レースリーダーの居るタブリズチーム(イラン)がアタックの掛からない微妙なスピードを維持しながら集団をコントロール。
前日まで総合タイム35分12秒遅れの福島は、他チームからのマークが無い事から早めのアタックで油断させる作戦が成功、福島の走りは後半も衰えず73km地点でタイム差を大きく開け5分14秒、難関の山岳ポイントを通過、下り切った所でラスト20km集団とのタイム差4分、下りで勢いづいたメイン集団からの追撃が始まる。
ラスト10kmから緩い上り坂に入り福島のペースが落ちる、ラスト5km2分、ラスト1km1分30秒、後ろを振り返り逃げ切りを確信した福島は両手を高々と上げゴール、2位とのタイム差1分26秒で逃げ切り優勝。(高橋 松吉)