今回は、12月23日から1月7日までオーストラリアのタスマニアで開催されたクリスマススポーツカーニバルと、メルボルンで開催されたベイサイクリングクラシックに強化の一環として参加した。タスマニアは中距離男子5名、女子7名（うち3名はタスマニアのみ）のメンバーで、クリテリウム2大会(女子1大会)、トラックレース4大会、続くメルボルンはクリテリウム4大会に出場した。両大会とも地元オーストラリアからは世界選手権チームパーシュート優勝メンバーや、ワールドカップ代表メンバーなどを含む各州の強化選手などが多数参加するレベルの高い大会となった。クリテリウムは市街地や公園を使った1周700m～1.9kmのコースを45分から1時間で競い、トラックレースはスクラッチ、ケイリン、エリミネーション、ポイントレース、ハンディキャップレースが大会ごとに実施され、決勝まで勝ち上がると8レース走る日もある。各選手は連日世界レベルの走力、戦術を持つ選手を相手に積極的に戦う事で日本では体験出来ない刺激を貰い、レース毎の成長が伺えた。オリンピックの枠取りもいよいよ佳境を迎え、リオデジャネイロオリンピック、そして東京オリンピックでの活躍を目指して今後も継続的に強化を進めていきたい。（飯島 誠）
［競技結果］
12月26日（土）トラックレース（Latrobe）
男子スクラッチ
1位 橋本 英也
2位 Alexander EDMONDSON (AUS)
3位 近谷 涼
5位 窪木 一茂
8位 小林 泰正
10位 一丸 尚伍
男子2000mハンディキャップレース
1位 一丸 尚伍
2位 Cameron SCOTT (AUS)
3位 窪木 一茂
7位 近谷 涼
DNF 橋本 英也
予選敗退 小林 泰正
男子3000mハンディキャップレース
1位 Alexander EDMONDSON (AUS)
2位 窪木 一茂
3位 橋本 英也
DNF 一丸 尚伍，近谷 涼
予選敗退 小林 泰正
女子スクラッチ
1位 Georgia BAKER (AUS)
2位 上野 みなみ
3位 梶原 悠未
4位 塚越 さくら
8位 中村 妃智
9位 古山 稀絵
11位 橋本 優弥
女子1000mハンディキャップレース
1位 梶原 悠未
2位 Georgia BAKER (AUS)
3位 塚越 さくら
4位 上野 みなみ
DNF 中村 妃智，橋本 優弥
予選敗退 古山 稀絵
女子2000mハンディキャップレース
1位 梶原 悠未
2位 Georgia BAKER (AUS)
3位 Renee DYKSTRA (AUS)
5位 上野 みなみ
7位 塚越 さくら
DNF 中村 妃智，橋本 優弥，古山 稀絵
12月27日（日）トラックレース（Launceston）
男子スクラッチ
1位 Sam WELSFORD (AUS)
2位 橋本 英也
3位 Pieter BULLING (NZL)
6位 近谷 涼
7位 窪木 一茂
10位 一丸 尚伍
男子ポイントレース
1位 Alexander EDMONDSON (AUS) 37p
2位 Stephen HALL (AUS) 31p
3位 橋本 英也 26p
5位 窪木 一茂 8p
12位 一丸 尚伍 -20p
男子ケイリン
1位 Jordan CASTLE (NZL)
2位 Nick YALLOURIS (AUS)
3位 Alexander EDMONDSON (AUS)
予選敗退 窪木 一茂，一丸 尚伍，橋本 英也
男子1000mハンディキャップレース
1位 Sam WELSFORD (AUS)
2位 Jordan CASTLE (NZL)
3位 Braydon BENNETT (AUS)
7位 一丸 尚伍
予選敗退 窪木 一茂，橋本 英也
男子2000mハンディキャップレース
1位 Sam WELSFORD (AUS)
2位 Alexander EDMONDSON (AUS)
3位 Jordan CASTLE (NZL)
8位 窪木 一茂
DNF 橋本 英也
予選敗退 一丸 尚伍
女子スクラッチ
1位 Georgia BAKER (AUS)
2位 鈴木 奈央
3位 Winanda SPOOR (NED)
4位 塚越 さくら
5位 梶原 悠未
7位 中村 妃智
8位 上野 みなみ
10位 橋本 優弥
11位 古山 稀絵
女子ポイントレース
1位 Annette EDMONDSON (AUS) 13p
2位 Georgia BAKER (AUS) 7p
3位 上野 みなみ 5p
4位 中村 妃智 3p
6位 塚越 さくら 2p
7位 梶原 悠未 1p
8位 鈴木 奈央 0p
9位 橋本 優弥 0p
DNF 古山 稀絵
女子1000mハンディキャップレース
1位 Annette EDMONDSON (AUS)
2位 鈴木 奈央
3位 梶原 悠未
6位 橋本 優弥
7位 中村 妃智
10位 塚越 さくら
11位 上野 みなみ
13位 古山 稀絵
女子2000mハンディキャップレース
1位 梶原 悠未
2位 Lauren PERRY (AUS)
3位 Winanda SPOOR (NED)
6位 上野 みなみ
10位 鈴木 奈央
11位 塚越 さくら
DNF 中村 妃智，古山 稀絵，橋本 優弥
12月28日（月）クリテリウム（Westbury）
男子1.3km×30周
1位 Pieter BULLING (NZL)
2位 Alexander EDMONDSON (AUS)
3位 Alexander PORTER (AUS)
4位 窪木 一茂
9位 小林 泰正
※11位以下の順位は発表されていません。
女子1.3km×18周
1位 Georgia BAKER (AUS)
2位 梶原 悠未
3位 Winanda SPOOR (NED)
※4位以下の順位は発表されていません。
12月29日（火）クリテリウム（Sheffield）
男子950m×30周
1位 William CLARKE (AUS)
2位 Alexander EDMONDSON (AUS)
3位 Bernard SULZBERGER (AUS)
5位 窪木 一茂
7位 小林 泰正
9位 橋本 英也
※11位以下の順位は発表されていません。
12月29日（火）トラックレース（Devonport）
男子スクラッチ
1位 Alexander EDMONDSON (AUS)
2位 窪木 一茂
3位 Cameron SCOTT (AUS)
7位 一丸 尚伍
9位 橋本 英也
10位 近谷 涼
13位 小林 泰正
男子ケイリン
1位 Nick YALLOURIS (AUS)
2位 Jordan CASTLE (NZL)
3位 Pieter BULLING (NZL)
5位 一丸 尚伍
予選敗退 窪木 一茂，近谷 涼，橋本 英也，小林 泰正
男子1000mハンディキャップレース
1位 Jordan CASTLE (NZL)
2位 Cameron SCOTT (AUS)
3位 Aaron JONES (AUS)
10位 近谷 涼
DNF 橋本 英也
予選敗退 窪木 一茂，一丸 尚伍，小林 泰正
男子2000mハンディキャップレース
1位 Alexander PORTER (AUS)
2位 小林 泰正
3位 Jordan CASTLE (NZL)
DNF 窪木 一茂，近谷 涼
予選敗退 一丸 尚伍，橋本 英也
女子スクラッチ
1位 上野 みなみ
2位 Annette EDMONDSON (AUS)
3位 橋本 優弥
5位 塚越 さくら
6位 中村 妃智
7位 鈴木 奈央
8位 古山 稀絵
10位 梶原 悠未
女子エリミネーション
1位 Annette EDMONDSON (AUS)
2位 梶原 悠未
3位 塚越 さくら
4位 中村 妃智
5位 上野 みなみ
9位 鈴木 奈央
10位 橋本 優弥
11位 古山 稀絵
女子1000mハンディキャップレース
1位 塚越 さくら
2位 Morgan GILLON (AUS)
3位 Alissa MAGLATY (USA)
4位 上野 みなみ
11位 橋本 優弥
12位 中村 妃智
13位 鈴木 奈央
15位 古山 稀絵
16位 梶原 悠未
女子2000mハンディキャップレース
1位 Winanda SPOOR (NED)
2位 上野 みなみ
3位 Morgan GILLON (AUS)
4位 塚越 さくら
9位 古山 稀絵
17位 中村 妃智
20位 鈴木 奈央
DNF 梶原 悠未，橋本 優弥
12月30日（水）トラックレース（Devonport）
男子スクラッチ
1位 Sam WELSFORD (AUS)
2位 橋本 英也
3位 Alexander EDMONDSON (AUS)
5位 窪木 一茂
8位 一丸 尚伍
DNF 近谷 涼，小林 泰正
男子エリミネーション
1位 Sam WELSFORD (AUS)
2位 Alexander EDMONDSON (AUS)
3位 Pieter BULLING (NZL)
4位 窪木 一茂
10位 近谷 涼
11位 小林 泰正
15位 一丸 尚伍
16位 橋本 英也
2000mハンディキャップレース
1位 Michael ASTELL (AUS)
2位 San DAIKIN (AUS)
3位 Braydon BENNETT (AUS)
5位 窪木 一茂
6位 近谷 涼
7位 一丸 尚伍
DNF 橋本 英也
予選敗退 小林 泰正
3000mハンディキャップレース
1位 Alexander EDMONDSON (AUS)
2位 Sam WELSFORD (AUS)
3位 窪木 一茂
DNF 一丸 尚伍，近谷 涼，小林 泰正
予選敗退 橋本 英也
女子スクラッチ
1位 Amy CURE (AUS)
2位 Annette EDMONDSON (AUS)
3位 Georgia BAKER (AUS)
4位 鈴木 奈央
5位 塚越 さくら
6位 上野 みなみ
8位 橋本 優弥
11位 中村 妃智
12位 古山 稀絵
13位 梶原 悠未
女子1000mハンディキャップレース
1位 Gemma PAYNE (NZL)
2位 Amy CURE (AUS)
3位 上野 みなみ
7位 塚越 さくら
9位 鈴木 奈央
10位 古山 稀絵
11位 橋本 優弥
14位 中村 妃智
予選敗退 梶原 悠未
女子2000mハンディキャップレース
1位 Amy CURE (AUS)
2位 Annette EDMONDSON (AUS)
3位 Lauren PERRY (AUS)
6位 上野 みなみ
9位 塚越 さくら
10位 鈴木 奈央
12位 古山 稀絵
16位 橋本 優弥
17位 中村 妃智
予選敗退 梶原 悠未
1月1日（金）2016 Mitchelton Bay Cycling Classis Stage1
Men Elite (Criterium, 60min.)
1位 Caleb EWAN (Orica GreenEDGE)
2位 Brenton JONES (Drapac Professional)
3位 Patrick SHAW (Avanti IsoWhey Sports)
6位 窪木 一茂
DNF 橋本 英也，一丸 尚伍，近谷 涼，小林 泰正
Women Elite (Criterium, 45min.)
1位 Gracie ELVIN (Orica-AIS)
2位 Lizzie WILLIAMS (Orica-AIS)
3位 Kimberley WELLS (High5 Dream Team)
10位 中村 妃智
21位 上野 みなみ
22位 塚越 さくら
DNF 梶原 悠未
1月2日（土）2016 Mitchelton Bay Cycling Classis Stage2
Men Elite (Criterium, 60min.)
1位 Caleb EWAN (Orica GreenEDGE)
2位 Brenton JONES (Drapac Professional)
3位 Leigh HOWARD (Chain Reaction Cycles)
8位 窪木 一茂
27位 近谷 涼
39位 小林 泰正
47位 一丸 尚伍
DNF 橋本 英也
Women Elite (Criterium, 45min.)
1位 Kimberley WELLS (High5 Dream Team)
2位 Gracie ELVIN (Orica-AIS)
3位 Sarah ROY (Orica-AIS)
6位 塚越 さくら
9位 上野 みなみ
15位 梶原 悠未
30位 中村 妃智
1月3日（日）2016 Mitchelton Bay Cycling Classis Stage3
Men Elite (Criterium, 60min.)
1位 Ptrick SHAW (Avanti IsoWhey Sports)
2位 Daniel FITTER (State of Matter)
3位 Samuel SPOKES (Drapac Proffessional)
6位 窪木 一茂
DNF 橋本 英也，一丸 尚伍，近谷 涼，小林 泰正
Women Elite (Criterium, 45min.)
1位 Valentina SCANDOLARA (Ale Cycling)
2位 Gracie ELVIN (Orica-AIS)
3位 Sarah ROY (Orica-AIS)
9位 梶原 悠未
11位 中村 妃智
DNF 塚越 さくら，上野 みなみ
1月4日（月）2016 Mitchelton Bay Cycling Classis Stage4
Men Elite (Criterium, 60min.)
1位 Caleb EWAN (Orica GreenEDGE)
2位 Brenton JONES (Drapac Proffessional)
3位 Alexander EDMONDSON (Orica GreenEDGE)
17位 窪木 一茂
DNF 橋本 英也，一丸 尚伍，小林 泰正
Women Elite (Criterium, 45min.)
1位 Lizzie WILLIAMS (Orica-AIS)
2位 Julie LETH (Ale Cycling)
3位 梶原 悠未
10位 中村 妃智
13位 上野 みなみ
17位 塚越 さくら
※ハンディキャップレースとは1000m、2000m、3000mなどの定められた距離を走りゴール着順で順位を競うレースだが、国際大会などの成績から選手ごとにスタート位置が決められ、実績のある選手ほどスタート位置が後方となる。梶原選手は今大会の走りが評価され、最終的にはチームパシュート世界選手権者Amy CURE、オムニアム世界選手権者Annette EDMONDSONらと同じ位置からのスタートとなった。
