ヴァラド・ジェゾン、Jプロツアー初優勝の第14戦
山口市で初開催となるタイムトライアル。この大会のため、今回限りとして特別に設定されたというコースは、山口県庁の敷地内道路を使用した1周1.6km。短距離ながら15のコーナーがある上、地下駐車場を通る区間あり、短距離ながら斜度のある登りありと、テクニカルで変化に富むコースだ。
75名が出走したP1クラスタ。序盤にスタートした水野恭兵(那須ブラーゼン)が2分23秒933のタイムを出して暫定トップに立つ。その後しばらくトップタイムが更新されない時間が続くが、スタート順が後半に差しかかると、今井勇太(Team UKYO)が水野のタイムを0.6秒上回ってトップタイムを更新。さらに高木三千成(那須ブラーゼン)が、2秒以上上回る2分21秒556を記録して暫定トップに立つ。大久保陣(宇都宮ブリッツェン)も2分21秒台を出すが、わずかに高木のタイムは上回れない。
スタート順が終盤に差しかかると、 ヴァラド・ジェゾン(NEILPRIDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM)が、高木を上回る2分21秒522のタイムを出してトップに立つ。その後21秒台を出せる選手はおらず、最後にスタートした増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が2分22秒台にとどまり、ヴァラドのJプロツアー初優勝が決まった。
Jプロツアー第14戦
『第1回藩庁門タイムトライアルinやまぐち』
日付 2016年8月27日(土)
会場 山口県山口市 山口県庁敷地内特設コース
距離 1.6km
結果 P1クラスタ 距離1.6km
1位 ヴァラド・ジェゾン(NEILPRIDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM) 2分21秒522 40.70㎞/h
2位 高木三千成(那須ブラーゼン) 2分21秒556
3位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 2分21秒941
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 2分22秒122
5位 畑中勇介(Team UKYO) 2分22秒199
6位 今井勇太(Team UKYO) 2分23秒154
Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
Jフェエミニンツアー(JFT)
Fクラスタは、ドス・サントス・サンドラ(Neilpryde-Nanshin Subaru Cycling Team)が、ただ1人2分38秒台を出して優勝した。
結果 Fクラスタ 距離1.6km
1位 ドス・サントス・サンドラ(Neilpryde-Nanshin Subaru Cycling Team) 2分38秒976 36.23km/h
2位 中里友香(VICTOIREしまなみ) 2分43秒952
3位 小田恵利花(TEAM SPORTS KID) 2分53秒632
提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟