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2017/07/03

実業団より『第51回 JBCF西日本ロードクラシック広島大会Day-1』レポート

ルビーレッドジャージのホセ・ビセンテが今シーズン3勝目を挙げる
広島連戦初日はレースレイティングAAで2時間弱のショートレース。1周12.3kmのコースは前半がテクニカルな下り基調、後半が3段ほどの上り基調でどのタイプの選手にも勝機のあるバランスの取れたものだ。6周のレースは早い展開で進み、アタックと吸収を繰り返してできた15人の先頭集団から最終周回の上りで山本元喜(キナンサイクリングチーム)が抜け出し、これにホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)と才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)が反応する。さらに山本がアタックして独走するがホセ・ビセンテがこれを抜き去って優勝。ホセ・ビセンテは今シーズンのJプロツアー3勝目を挙げた。

Jプロツアー第7戦『第51回 JBCF西日本ロードクラシック広島大会Day-1』
日付 2017年7月1日(土)
会場 広島県三原市 広島県中央森林公園サイクリングコース
距離 1周12.3km×6周=73.8km(P1)
結果 P1クラスタ 73.8km
1位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
2位 山本元喜(キナンサイクリングチーム)
3位 才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)
4位 横塚浩平(LEOMO Bellmare Racing team)
5位 小森亮平(愛三工業レーシングチーム)
6位 吉岡直哉(那須ブラーゼン)
Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)

【Jフェミニンツアー】
第6回JBCF女子チャンピオンシップとしてレースレイティングが最高のFFとして行われたFクラスタは5周のレース。1週間前の全日本選手権ロードで2位の唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)がペースを上げて1周目で早くも4人に絞られる。さらに唐見は攻撃を続け2周目後半で単独となり残り3周強を独走して優勝。今年度のJBCF女子チャンピオンシップを圧倒的な力で制した。
結果 F 61.5km
1位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
2位 合田祐美子(BH BIORACER)
3位 中原恭恵(JBCF J-FEMININ)
Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
【Jエリートツアー】
アタックと吸収を繰り返した集団は最終周回に15人ほどまでに数を減らす。積極的なのは日野泰静(松山城南高等学校自転車競技部)、高橋利尚(チーム・ウォークライド)ら。最後の上りを終えてから日野がアタックして逃げ切り優勝。2位にも同校の日野凌羽が入った。ツアーリーダーは4位に入った岩崎晶雲(グランペールサイクリングチーム)へ移った。
結果 E1 61.5km
1位 日野泰静(松山城南高等学校自転車競技部)
2位 日野凌羽(松山城南高等学校自転車競技部)
3位 河賀雄大(Team UKYO Reve)
Jエリートツアーリーダー 岩崎晶雲(グランペールサイクリングチーム)

写真・文:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟