2015/01/01

新年のご挨拶

橋本 聖子謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素より、皆様には自転車競技の普及振興活動へのご支援、ご協力を賜り心よりお礼申し上げます。
本連盟は、本年、公益財団法人となり3年目、また1995年5月12日にプロ・アマ組織が合併して20年目を迎えます。さらに歴史を遡れば、アマチュア部門の前身となる日本サイクル競技連盟が1934年12月12日に発足し、80年を経て本年新たな“時”を迎えることができましたことを誠に喜ばしく思います。
昨今、日本においても多くの国際大会が開かれる様になってまいりましたが、ちょうど1年後の来年1月にはアジア選手権大会が8年ぶりに日本で開催することとなりました。この大会で行われる女子ロードレースの勝者国には8月に行われるリオデジャネイロ・オリンピックへの出場枠が与えられるという非常に重要な大会となっており、アジア各国から多数の参加が予想されます。大会開催を成功させると共に、アジア各国との友好を深める良い機会となることを期待しております。また、日本で5回目の開催となる今大会では、初めてアジアパラサイクリング選手権を同時開催することとなり、東京パラリンピック開催への良い足がかりとなることと思います。
さて、2020年東京オリンピック・パラリンピックもあと5年に迫って参りました。日本自転車競技連盟といたしましても、大会開催の成功そして地元開催でのメダル獲得という目標のために、引き続き競技役員のスキルアップ、選手の競技力向上など最大限努力していく所存でございます。どうか今後とも皆様方の倍旧のご指導、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。
本年も皆さまにとりまして良き年でありますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。

(公財)日本自転車競技連盟 会長 橋本 聖子