松本整総監督についてのご報告
平成27年3月27日
公益財団法人日本自転車競技連盟(以下「本連盟」といいます。)は、松本整氏より、同氏が自転車競技の日本代表選手団の総監督(以下「総監督」といいます。)の地位にあることの確認を求める訴訟(事件番号:平成26年(ワ)第16616号)を東京地方裁判所に提起され、これまで訴訟においてお互いの言い分を述べて議論して参りましたが、今般和解が成立しましたので、以下報告します。以下が和解の内容です。
(1)本連盟は、松本整氏と締結した平成23年9月16日付覚書第1条において、松本整氏を平成28年度(2016年度)まで総監督の職から解任できない旨合意しているにもかかわらず、平成26年6月4日に開催された本連盟の理事会で松本整氏を総監督から解任する決議(以下「本解任決議」といいます。)をすると共に、松本整氏に対し、総監督から解任する通知したこと(以下「本解任通知」という。)につき遺憾の意を表し、本解任決議及び本解任通知を撤回します。
(2)本連盟は、今般の訴訟及び和解を契機として、公益財団法人としての社会的責任を自覚し、その根幹をなすコンプライアンス体制の強化をさらに推進します。
(3)松本氏及び本連盟は、平成27年3月27日をもって、松本整氏の総監督としての委嘱契約を円満に終了させることに合意しました。
公益財団法人日本自転車競技連盟
会 長 橋 本 聖 子