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2014/09/22

第48回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ<レポート>

jbcf「ブリヂストンアンカー内間康平が力で手繰り寄せた経済産業大臣旗」
Jプロツアー年間21戦でレースレイティングがAAAと最も高いのが、このJBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。個人の成績とともに、チーム上位3人の成績で経済産業大臣旗が競われる、今年48回目を数える歴史ある大会。
Jプロツアー登録各チームがほぼフルメンバーで臨んだP1クラスタ。13周のうち3周目で最終的にゴールまで届くことになる16人の逃げが決まる。メイン集団とは最大3分30秒の差がつくが、逃げもメイン集団も安定しない。
後半にかけて先頭集団は数を減らし、いっぽうでメイン集団からはブリッジを試みる選手たちで11周目には先頭5人、追走15人に。先頭5人は内間康平(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)、入部正太朗(シマノレーシング)、普久原奨(那須ブラーゼン)、大場政登志(CROPS × championsystem)、アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)。
12周目に入るタイミングで内間が、続いて入部がアタックし2人は合流して逃げ続ける。後方は他3人を吸収して15人の集団で先頭2人を追走し、2分30秒差から一気に15秒差にまで詰めるがここで追走集団に牽制が入り追撃は止まる。先頭の内間と入部は協調して逃げ続け、差を逆に1分半にまで広げる。この2人のゴール勝負となり、逃げ切りの戦いに長ける内間がスプリントを制し優勝。チーム上位3人の成績で競われる経済産業大臣旗もブリヂストンアンカーサイクリングチームが手にし、個人、団体ともに同チームがチャンピオンに輝いた。

【大会リポート】
Jプロツアー第15戦
『第48回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ』
日 付 2014年9月20、21日
会 場 広島県中央森林公園サイクリングコース
距 離 P1:12.3km×13周=159.9km
結 果
P1クラスタ 159.9km
1位 内間康平(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)4時間04分44秒
2位 入部正太朗(シマノレーシング)
3位 畑中勇介(シマノレーシング)+15秒
4位 エドワード・プラデス(マトリックスパワータグ)
5位 ルバ・トマ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+16秒
6位 ガルシア・リカルド(チーム右京)

Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(チーム右京)
U23リーダー 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

【Jフェミニンツアー】
Fクラスタ 61.5km
1位 吉川美穂(Team ASAHI)1時間56分55秒
2位 西加南子(LUMINALIA)
3位 智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)+01秒

【Jユースツアー】
Yクラスタ 49.2km
1位 岡崎陸登(松山聖陵高等学校)1時間20分15秒
2位 平林楓輝(松山聖陵高等学校)
3位 蠣崎優仁(EQADS)+01秒

写真・文:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟