日本学生自転車競技連盟の主催する第6回明治神宮外苑大学クリテリウムが、今月19日に迫りました。会場は、明治記念館前をスタート/ゴールとし、国立競技場や神宮球場、秩父宮ラグビー場などの学生スポーツの中心地を横目に走る明治神宮外苑周回コース(1周1.5km)です。全8カテゴリー、総勢約300名が参加予定です。
2011年度の全日本学生ロードレースカップシリーズ(RCS)の最終戦でもある本大会は、当レースの優勝を争うだけでなく、RCSの総合優勝者を決定する大会でもあります。
本大会のメインレースは、14:25スタートの男子大学生グループ1(大学対抗)のレースです。周回コースを20周し、各ポイント周回で獲得したポイントの合計を争います。
一昨年度の本大会優勝者であり、昨年8月には中国で行われたユニバーシアード男子ロードレース4位の野口正則(鹿屋体育大学)、昨年度本大会2位で、同じくユニバーシアード男子ポイントレース4位の窪木一茂(日本大学)のほか、ユニバ代表で今年度全日本学生個人TT優勝の佐々木龍(早稲田大学)、今年度のインカレポイントレース優勝の榊原健一(中京大学)など、国内外で活躍をする選手たちが顔をそろえ、今シーズンのRCS最終戦で、その頂点を競いあいます。
また、鹿屋体育大学は一昨年は野口、昨年度は吉田隼人(鹿屋体育大学)が優勝しており、連覇をかけて戦います。大学対抗戦でもあるため、このカテゴリーでは熱い戦いが繰り広げられることは間違いありません。
外苑クリテにおいて優勝者に与えられるポイントは、これまでのRCS各レースの2倍である60点。そして2位48点、3位40点、以下10位までポイントが与えられます。
現時点でRCS戦のランキングリーダーは、大中功基(早稲田大学)で、172点。続く入部正太郎(早稲田大学)は164点ですが、入部は本大会不参加です。そして山本隼(中央大学)144点、金井誠人(明治大学)138点、安井雅彦(東京大学)130点と続いており、そのポイント差にも大きな開きがないため、本大会の結果によってRCS年間チャンピオンが逆転で決まる可能性のある展開となっています。
また本体大会には、自転車強豪国のオーストラリアからメルボルン大学チームが参加します。Eric SheppardはオーストラリアU-23ランキング2位。日本人学生選手が海外の選手と肩を並べて王者を決めるこのレースに、ぜひご注目ください。
13:40 スタートの女子クリテリウムは学連登記選手以外にJCF登録競技者も参加可能なオープン形式のレースです。学生レース以上のハイレベルなレース展開が予想されます。中でもユニバ日本代表の塚越さくら(鹿屋体育大学)と日韓対抗戦学生日本代表の小島蓉子(日本体育大学)の戦いに注目が集まります。
大学生以外の部として10:50スタートの 小・中学生&マスターズ・タイムトライアル( 1 km×1 lap=1 km)、11:55スタートのマスターズ・クリテリウム (1.5 km×8 laps=12 km)や、お昼休みには四谷警察署の方を招いてのセイフティライド講習会を開催いたします。
なお、大会前日の18日土曜日には大学自転車競技フォーラムが「震災復興と自転車競技」をテーマに、国立オリンピック記念青少年総合センター(最寄り駅:小田急線参宮橋駅)国際会議室において14時から行われます(参加無料、予約不要)。東日本大震災に直面した自転車協議関係者を交えて、震災復興と自転車競技との関わりを考える場とする予定です。
当日のレース情報はJICF情報系HP内の競技速報ブログにて配信いたしますのでそちらもご覧下さい。
日本学生自転車競技連盟公式ホームページ
http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/
JICF明治神宮外苑クリテリウム専用ページ:
http://www.jicf.info/mainrace/jicf_gaien_crite.html
JICF競技速報ブログ:
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