今シーズン2戦目のUCIレースが11月20日、滋賀県草津市烏丸半島 特設コースにおいてJCX第5戦 関西シクロクロス 琵琶湖グランプリとして行われた。
深夜から明け方まで降った雨によってドライで土埃が舞う路面をややスリッピーながらベストコンディションに近い状態の中でレースは行われた。
実施されたUCIカテゴリは男子ジュニア(MJ)、女子エリート(WE)、男子エリート(ME)の3カテゴリ。
男子ジュニア
高橋 壮(サガミレーシング)が追いすがる吉中 美空(小城高校)を振り切り優勝した。
女子エリート
與那嶺 恵理(Human Powered Health)がピットエリアの平坦区間での圧倒的なスピード差を生かしトップに立つとキャンバー区間でも誰よりも速くで通過し2018年以来の国内シクロクロスレースを優勝を飾った。また2位を走行中の小川 咲絵(AX cyclocross team)はレース中盤、メカトラに見舞われ半周近くランを強いられた。その間に小川を交わした石田 唯(早稲田大学)が2位でフィニッシュ。小川は4位に後退直前でピットでバイク交換し3位でフィニッシュした。
男子エリート
沢田 時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、小坂 光(宇都宮ブリッツェン)、織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)の三つ巴のレースになるかに見えたが、2周目に織田がトップに立つと沢田のミスにより差が生まれた。それをチャンスと見た織田が猛然とアタック。追走する沢田に対して5〜10秒ほど速くラップを刻む。自身のミスで転倒する場面もあったが織田は最終的には1分以上の差をつけ優勝。2位に沢田、3位に小坂が入った。
UCIレースの結果は以下の通り
男子ジュニア (0.1+2.8km×4Laps)
1:高橋 壮(サガミレーシング) 35:51.0
2:吉中 美空(小城高校) +1:13
3:福島 愛都(TCKR) +5:19
女子エリート (0.1+2.8km×5Laps)
1:與那嶺 恵理(Human Powered Health) 44:15.7
2:石田 唯(早稲田大学) +2:28
3:小川 咲絵(AX cyclocross team)+4:23
男子エリート (0.1+2.8km×8Laps)
1:織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)1:00:14.0
2:沢田 時(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +1:26
3:小坂 光(宇都宮ブリッツェン) +1:56