2008/01/22

07-08シクロクロスワールドカップ最終戦レポート

img638大会名:UCI CYCLO-CROSS WORLD CUP Hoogerheide
開催日:2008年1月20日
開催地:Hoogerheide(Netherlands)
天候:曇り〜小雨

ここHoogerheideは2009年にシクロクロス世界選手権が開催されるところ.
それにあわせ前年のコースから若干の変更が加わり,
よりハードなコースとなった.

このところの天候のせいでコースの一部はすでにドロドロ.
並外れたテクニックに加え,
かなりのパワーがないと泥に太刀打ちできないのは確かである.

<ジュニア>
世界の強豪に混じって高宮が2列目からのスタート.
良い位置からのスタートだったので期待したが,
スタートの波に乗れずにじわじわと順位を下げてしまった.
まだシクロクロスの経験が浅いこともあり,
残念ながら今回のような激しい泥コンディションには
太刀打ちすることができなかった.
しかし,今回の経験をもとに,
1週間後の世界選手権では力を発揮することであろう.

1. JOUFFROY Arnaud(FRA) 0:43:02
DNF TAKAMIYA Masatsugu

<U23>
関西クロスでは表彰台の常連となった竹之内と
今期実力を大きくあげた伊澤の2選手が参戦.
竹之内はスムーズにスタートを切れ幸先の良いスタート.
しかし,徐々に遅れをとってしまい
もう少しのところで足きりになってしまった.

伊澤は本来の力を出せずに終わってしまったが,
世界選手権では力を発揮してくれるであろう.

1. ALBERT Niels (BEL) 0:56:46
31. TAKENOUCHI Yu (JPN) -1lap
DNF IZAWA Yudai

<女子>

日本チャンピオンの豊岡を含む3選手がスタート.
今回のようなマッドコンディションを
いかにこなすかがポイントとなりそうだ.

荻島はヨーロッパでの経験を活かし,
ひじょうに安定した走り.
女子選手にはかなり過酷な条件であったにもかかわらず,
5分半程度の差にとどめたのは一つの収穫である.

一方,豊岡,酒井は大きな落車をしたこともあり
大きくタイム差をあけられた.

1. KUPFERNAGEL Hanka (GER) 0:38:50
34. OGISHIMA Mika (JPN) +5:28
37. TOYOOKA Ayako (JPN) +06:26
41. SAKAI Masumi (JPN) +09:43

<エリート>

12月からヨーロッパに渡り,
現地のレースに参戦している辻浦がエントリー.
スタート後は良い位置につけ周回を重ねる.
今回のようなマッドコンディションでも
ひじょうに安定した走りで不安はない.
しかし悪条件だけに消耗も激しく,
時折り顔をゆがめながらの走りとなった.
それでも力強い走りは最後まで衰えることはなく,
35位でのゴールとなった.

1. BOOM Lars (NED) 1:04:43
35. TSUJIURA Keiichi (JPN) +08:06