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2014/09/24

2014 スペイン世界選手権ジュニア男子・エリート女子TT

草場2014世界選手権ジュニア男子 タイムトライアル 29.5km
昨日のジュニア女子は雨の中のタイムトライアルとなり、力だけではなくバイクコントロール能力も問われるレースとなったが、今日のジュニア男子はタイムを稼げるコーナーが少なく、高速のタイムトライアルとなることが予想された。日本からは草場啓吾(北桑田高)が参加した。前半力差の出る直線平坦区間では順調にタイムを稼いだが、その後リズムが上手くとれない。中盤のコーナーでコースアウトしてからはさらにリズムが狂い、平坦区間から後半の2kmの登り区間でスピードに乗せることが出来ず56位でゴールした。優勝候補筆頭であったKAMNA Lennardがアベレージ48.861km/hで2位に44秒差をつけて優勝した。

世界選手権 ジュニア男子タイムトライアル結果
1位KAMNA Lennard (ドイツ)36分13秒49
2位COSTA Adrien (アメリカ) 44秒66差
3位STORER Michael(オーストラリア)58秒11差
56位草場啓吾(北桑田高)4分24秒98差

世界選手権女子エリートタイムトライアル 29.5km
ジュニア男子と同じコースで午後に行なわれたエリート女子には萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)、與那嶺恵理(サクソバンクFX証券)が参加した。
萩原は8月後半のレースの落車の影響もあり、9月初めには参加も危ぶまれていたがレースには間に合った。前半から重たいギアでタイムを稼ぐ。中盤の平坦も後半の登りもリズムを崩さず18位となり、今年好調のロードに向けても期待できる走りをみせた。
與那嶺は前半の平坦区間から中盤まで安定したペースでスピードを維持する。後半の平坦区間と登り区間でもスピードを落とさず、下り区間も安定した走りをみせて14位のリザルトを残した。
高速コースでの力勝負となった女子エリートTTにおいて20位以内に2名が入り、27日の女子エリートロードレースに向けて非常に良い感触を持てた。

世界選手権エリート女子タイムトライアル29.5km
1 BRENNAUER Lisa(ドイツ)38分48秒16
2 SOLOVEY Anna(ウクライナ)18秒68差
3 STEVENS Evelyn(アメリカ)21秒25差
14 與那嶺恵理(サクソバンクFX証券)2分6秒48差
18 萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)2分30秒78
與那嶺萩原