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2015/02/23

2015年Women’s Tour of NZ<遠征レポート>

TTT_Start2015年Women’s Tour of NZ ステージレース
2月18日(水)晴れ 第1ステージTTT15km

07:30 朝食
09:30 トレーニング(TTTコース下見)
11:00 チームプレゼンテーション
13:00 監督会議
15:00 ホテルを出発
16:00 TTTレーススタート(8番目)
13チーム62名が参加、今年はヨーロッパからのプロチームは参加していなかった、18時スタートタイムギャップ1分、梶原、金子、合田、西、斎藤の順で8番目にスタート。
スタートから梶原中心にペースを上げローテーションをするが、6km過ぎから力の差が出始める、斎藤が折れたリアエンドを修繕して走った為、途中からギヤがうまく入らなくなり思うように力を出せずペースが落ち、ラスト7km地点から斎藤が引けなくなりラスト5kmで西、斎藤が遅れる。梶原でペースを上げるが、金子、合田でペースを維持できないままゴール。
優勝はEvelyn Stevens擁するアメリカナショナルチームが優勝、スタートして間もなくしてから金子選手が蜂に右目まぶたを刺され、痛みを抑えながらの走りは大きなダメージだった。レース後ドクターに針を抜いてもらい大事には至らなかったが、本人はかなりの痛みを我慢しながら走ったようだ。
1位 アメリカナショナルチーム 18:49
2位 オーストラリアナショナル +18“
3位 Tibco-SBVチーム   +42“
10位 日本ナショナルチーム +2;12

2月19日(木)第2ステージ125km
07:00 朝食
09:30 ホテル出発(ホテル前スタート)
10:00 レーススタート
5kmのニュートラル走行後スタート、49km地点のマーテンボロー周回コースに入るまでは、一定ペースのレース展開で集団のまま後半に入ると、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドナショナルチームがレースをコントロールし集団のペースが上がる。80km地点のアップダウンコースで集団が活性化、下り坂で集団落車、西、合田が落車、合田は自転車が壊れたのでスペアバイクに乗り換えて走る。山岳ポイント過ぎたゆるい下り坂で梶原、金子が落車。ラスト30kmで合田が集団から遅れたものの6名のグループで走っているので完走は大丈夫と判断、トップ集団で走っている金子、斎藤をサポート、20km手前で最後の給水補給、集団のままラスト3kmリーダーがいるアメリカチームが先頭を引き集団のペースを上げながら集団ゴール。
1位 Hall Lauren(USA) 3h57‘50“
2位 Kitchen Lauren(AUS) +01“
3位 Baker Georgia(HID) +01“
22位 金子 広美 +01“
35位 斉藤  望 +01“
52位 合田裕美子 +5‘49“

2月20日(金)晴れ 第3ステージ130km
07:00 朝食
09:30 レース出発準備
10:00 レーススタート(ホテル前)
今日のレースは10km走った後に12kmの周回コースに、スプリンポイントト3回、山岳ポイント3回あり、集団からの飛び出しに注意。前半は集団のまま、5周回目に3名の選手が集団から飛び出し逃げのレース展開になるがラスト4周回目に集団に吸収される。ラスト3周回山岳ポイント争いから9名の選手が集団から抜け出し、そのままタイム差を広げメイン集団を引き離し逃げ切りゴール勝負はGarfoot Katrin(AUSナショナル)が優勝。今日は落車もなく全員完走、日本チームは明日第4ステージに勝負をかける。
1位 Garfoot Katrin  3h41‘18“
2位 Guarnier Matrin 
3位 Stephens Lauren
24位 金子 広美  +3‘05“
33位 斉藤  望
42位 合田裕美子

2月21日(土)晴れ 第4ステージ122.5km
07:00 朝食
09:30 レース出発準備
10:00 レーススタート(ホテル前)
大会ステージ最大の難所第4ステージ、山岳の得意な金子、合田選手の活躍が期待された。ホテル前を10時にスタート5kmのニュートラル後レーススタート、風が強く横風を注意しながら走る18km地点のスプリントポイントで横風、一列棒状となり集団が分かれ9人の選手が集団から抜け出す(No1、3、7、8、15、23、33、35,46)逃げのグループに総合タイム上位者が含まれていない為メイン集団は逃げを黙認2分前後でレースが展開される。56km地点2回目の山岳ポイントで斎藤がメイン集団から脱落する、遅れた数名の選手と追走し74km地点で再びメイン集団に復帰。96km地点、逃げている先頭グループとのタイム差1分44秒、最終10kmの山岳ポイントに入り斎藤がメイン集団から遅れる、続いて合田が遅れ、金子もメイン集団から遅れる。ラスト6kmメイン集団が逃げていたトップグループを吸収、18名の集団でラスト5km、アタックが始まる。集団はバラバラになりラスト3名(No3、8、15)のゴール勝負はWiles Tayler(USA)が優勝。
1位 Wiles Tayler(USA) 3h06‘04“
2位 Kitchen lauren(AUS) +1
3位 Hogan Jo(TIB) +5
25位 金子 広美 +5‘11“
26位 合田裕美子 +5‘15“
44位 斉藤  望 +8‘34“

2月22日(日)曇り晴れ 第5ステージ 122.5km
07:00 朝食
09:30 レース出発準備
10:00 レーススタート
ホテル前から出発5kmのニュートラル後、レーススタート。最終日秒差で上位個人総合が入れ替わるので、スタート直後からオーストラリアが積極的にアタックを繰り返し、集団が一列棒状のレース展開となる。7.7km地点で金子が落車、エンドが内側に入っているがとりあえず走ってもらう、12.5km地点で斎藤も落車、直ぐに走りだし金子を含む5~6人のグループで走る。ニュートラルカーを見つけ金子の台車を借り、25km地点で金子に台車と交換、小集団に戻し合田のサポートにまわる。落車で遅れていた少集団で金子、斎藤が38km地点でメイン集団に追い付く、46.7km地点の山岳ポイントでメイン集団から16名の選手(No1,2,3,4、8,10、11,12,15,18,23,31,35,36,38,52)が抜け出し逃げのレース展開となるが、上位を争うアメリカナショナルチームがスピードをコントロール、オーストラリアナショナルチームを牽制した為、87km地点でメイン集団が逃げていたトップグループに追い付き再び集団が一つとなった。牽制状態になった集団の中から(No58)単独アタック上位からタイム差があるので逃げは黙認、最大1分15秒まで開くが徐々にタイム差が詰まり、116km地点でメイン集団に吸収され、再びアメリカナショナルチームが集団をコントロール、大集団のままゴールスプリントになりゴール勝負を制したのは、No2 Hall Lauren(アメリカナショナル)個人総合1位はアメリカナショナルチームのNo3 Wiles Taylerが優勝。
1位 Hall Lauren(USA) 3h14‘50“
2位 Baker Georgia(HID) +0
3位 Collins Emily +0
29位 斉藤  望 +03“
30位 合田裕美子 +03“
37位 金子 広美 +03“

個人総合
1位 Wiles Tayler(USA) 14h21‘57
2位 Guarnier Megan(USA)+06
3位 Stevens Evelyn(USA) +12
24位 金子 広美 +7‘26“
37位 斉藤  望 +11‘45“
38位 合田裕美子 +13‘18“

(JCFロード競技部会 高橋松吉)
選手団