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2017/09/23

2017年ロード世界選手権<レポート>男子U23

BERGEN市街地に特設された1周19.1㎞のサーキットには複数の短い登り区間と石畳があり周回を重ねるごとに消耗に繋がるコース。日本チームは雨澤をメインに目標15位以内を狙う。
レースはスタートから岡と山本を含む6名が先行し2人は逃げグループから追撃グループへの合流を期待。一方ホストチームノルウェーと隣国デンマークがペースをコントロールするメイン集団では雨澤、岡本、小野寺が本格的なペースアップに備える。本格的なペースアップは10周中ラスト4周回目で攻撃型の主力選手による追走が出来、しかもその勢いは一気に岡と山本の逃げグループを破壊し新しい先頭グループを形成。しかし集団も複数の主力国のペースアップで集団を元に戻しレースはいよいよ最終回へ突入。そして最後の坂では先頭グループは40人に絞られる中、好位置で終盤に突入した雨澤と岡本があと一歩のところで残る事が出来ず、今回U23チームの目標達成には及ばなかった。今回は警戒した雨や低温の影響の少なく、目標順位を残すための展開にも恵まれながら、近年では最高の実力を持つ今年のU23代表チームをしてあと少しの力と連携が足りなかった。U23については2018年の新しいシーズンの事を早速明日から考え、より強力なチーム作りを行ってゆきたい。(浅田 顕)

9月22日
U23ロードレース 191㎞(19.1㎞×10周)
レース結果

1 COSNEFROY Benoit(フランス)4h48m23s
2 KAMNA Lennard(ドイツ)+0s
3 SVENDGAARD Michael Carbel(デンマーク)+3s
…46岡本隼+1m50s、59雨澤毅明+1m50s、111岡篤志+13m24s
…小野寺玲、山本隼は途中棄権