2017/09/20

2017年世界選手権レポート<MJ TT>

世界選手権タイムトライアル2日目は午前中にジュニア男子、午後にエリート女子のカテゴリーがベルゲンの街を周回する21.1kmで争われた。途中12%以上の勾配区間を含む1.4kmの登り区間があるが、コース全体でのコーナーの技術、ライン取り、バイクコントロール能力もタイム差を左右する。
ジュニア男子タイムトライアル
ジュニア男子には日本チームから松田祥位が参加し、タイムトライアルでは日本ジュニア過去最高位となる優勝者から58秒差の20位に入った。8月にはJISSの協力も得て風洞に入りTTポジションを再確認し、またTTバイクのコントロールのトレーニングも行ない10位以内を狙って臨んだが、力だけではなくコーナーでのバイクコントロール技術の差も出てタイムを失った。脚力だけでは10位以内も可能な走りだっただけに、TTバイクを操る能力を向上させれば今後に大きく期待が持てる。23日のロードレースでは松田はジュニアチームのエースとして臨む。
優勝はイギリスのThomas PIDCOCKで、ロードではジュニアのネイションズカップのパリルーベに次いでビッグレースを制した。今年の複数のジュニアネイションズカップ、そして8月のヨーロッパ選手権もタイムトライアルで優勝している地元ノルウェーのAndreas LEKNNESUNDは勾配のある登り頂上まではトップタイムであったが、ペース配分を完全にミスして後半に失速した。

ジュニア男子結果

1 Thomas PIDCOCK(イギリス)28分2秒15
2 Antonio PUPPIO(イタリア)11秒差
3 Filip MACIEJUK(ポーランド)13秒差
20 松田 祥位(日本)58秒差

エリート女子タイムトライアル
エリート女子はコースの一部は雨が降る中でジュニア男子と同じコースで行われた。日本からは梶原悠未と與那嶺恵理が参加した。
梶原は勾配のある登り区間で失速し、そのままリズムを戻せず44位に終わった。與那嶺は登り区間を軽いギアで回し順位を上げたが、後半平坦区間でタイムを失い22位となった。
オランダのAnnemiek VAN VLEUTENがジュニア男子の18位に相当するタイムで優勝した。2位にAnna VAN DER BREGGEN、5位にEllen VAN DIJKが入り、オランダの3名が上位を独占した。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

エリート女子結果
1 Annemiek VAN VLEUTEN(オランダ)28分50秒
2 Anna VAN DER BREGGEN(オランダ)12秒差
3 Katrin GARFOOT(オーストラリア)18秒差
22 與那嶺恵理(日本)2分29秒差
44 梶原 悠未(日本)4分52秒差