Biwase Cup2018 stage2
Stage2は93kmのコースで緩やかなアップダウンを超えて70km過ぎからの9kmの登りが勝負所となる。日本チームは樫木と中井で個人総合上位を狙い、2回のスプリントポイントを吉川が狙う。
この日も大きな逃げは決まらず、1回目のスプリントポイントを吉川はJutatipに次いで2位通過する。上野が逃げに入る場面もあったが、後半登りを控えているせいか逃げたいチームはあまり出てこない。2回目のスプリントポイントも吉川は2位通過で勝負所の登りを迎える。BIWASEチームで走る唐見が登りの麓から攻撃し、集団は一気に分断される。独走を開始した唐見を追走する4名に樫木が入る。ベトナムで一番強いGao Hat Ngoc Troi AGチームのNguyen Thi ThiとNguyen Thi Thu Maiの2名と樫木の3名で追走する。向かい風の登りを独走していた唐見は山頂を超えてからのアップダウンで樫木を含む4名にラスト5kmで吸収される。最後は5名でのスプリント勝負となりスプリント力もあるGao Hat Ngoc Troi AGチームの2名が1位、2位となり、唐見が3位となった。樫木は4位となり、個人総合で4位につけた。(JCF強化コーチ 柿木孝之)
Biwase Cup Stage2 結果
1 Nguyen Thi Thi( Gao Hat Ngoc Troi AG)2時間44分25秒
2Nguyen Thi Thu Mai 3秒差
3唐見実世子 4秒差
4樫木祥子 同タイム
11吉川美穂 4分58秒差
13上野みなみ 同タイム
28中井彩子 7分27秒差
44下山美寿々 11分30秒差
Stage2 後の 個人総合成績
1 Nguyen Thi Thi 4時間35分08秒
2 Nguyen Thi Thu Mai 7秒差
3唐見実世子 10秒差
4樫木祥子 14秒差
11吉川美穂 5分3秒差
19上野みなみ 5分8秒差
26中井彩子 7分37秒差
47下山美寿々 11分40秒差