BIWASE CUP Stage4
Stage4は1周5kmの湖の周りを10周する50kmのコースで、日本チームは樫木を明日の厳しいステージに備えて温存し、上野、下山、中井は逃げにより、吉川はスプリントでステージ優勝を狙った。
1回目のスプリントポイントを取りにいった吉川は前の選手と接触して落車し、後ろにいた中井も巻き込まれる。その後のアタックで上野が8名の先頭グループを形成するが逃げたい選手が多くはおらず20kmほどで吸収される。落車で大きく遅れた吉川、中井は2周ほどかけて集団復帰する。そのままレースは集団スプリントとなり、吉川は中村メカニックの素早い対応に助けられ自転車を2回乗りかえ自分のバイクでスプリントに臨み3位に入った。向かい風の中で早めに仕掛けたタイのJutatip Maneephanが2勝目を挙げた。
明日のstage5は山岳ポイントが4つあるきつい120kmのコースであり、日本チームは個人総合で6位の樫木をより上位にあげられるようチームで戦う。(JCF強化コーチ柿木孝之)
Stage4 結果
1 Jutatip Maneephan(タイ)1時間14分41秒
2 Lee Eunhee(韓国) 同タイム
3 吉川美穂 同タイム
11上野みなみ同タイム
49樫木祥子 同タイム
65下山美寿々 同タイム
79中井彩子 同タイム
Stage4 個人総合成績
1Nguyen Thi Thu Mai( Gao Hat Ngoc Troi AG)9時間31分49秒
2Đinh Thị Như Quỳnh(BIWASE) 13秒差
3牧瀬翼(今回はオランダチームで参加) 1分2秒差
6樫木祥子 3分17秒差
14吉川美穂 7分3秒差
19上野みなみ 9分10秒差
29中井彩子 12分41秒差
40下山美寿々 18分7秒差