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2018/11/02

2018-2019UCIトラックワールドカップ第2戦 レポート

先週のフランス大会に引き続き、UCIトラックワールドカップ第2戦がカナダ・ミルトンにて開催された。

【短距離チーム】
今大会での大きな収穫は、短距離の深谷知広のスプリント6位。世界トップクラスの選手が多く参加し、パワーの面で遅れをとっていたと思われていたスプリントで1/4決勝まで進出。東京オリンピックの出場権をスプリント単独でも獲れる可能性を大きく示した。
また、太田りゆは女子ケイリンでの著しい成長を見せた。結果は敗者復活戦での敗退だったが、次に大きくつながるレース内容で今後の活躍が期待される。
ワールドカップ第1戦で男子ケイリンで金メダルを獲った脇本雄太は、危なげなく1-6位決勝まで進んだが、決勝では一瞬立ち遅れ6位となった。しかし、確実に成長している手ごたえを感じるレースであった。

【中距離チーム】
フランス大会は出場せず、本大会がシーズンWC初戦となった。女子チーム・パーシュートの7位は2020年東京オリンピックの出場権を得られる最低ラインをクリアしたと思われるが、今後各国の状況ではボーダーが上がる可能性もあり、確実にポイントを積み上げていきたい。
女子オムニアムの梶原悠未は、第1種目のスクラッチで幸先よく4位に入ったものの、以降の種目でメダルを争う位置に入れず、総合7位となった。本大会は女王ローラ・ケニーの出場でレベルが一気に上がり、その経験を活かし次戦に挑む。
男子チーム・パーシュートは昨年の記録からタイムを伸ばせず15位。オリンピック出場枠である8位以内を引き続き目指していく。

その他の成績は下記サイトより。
http://www.tissottiming.com/2018/ctrwcII/ja-jp/Default/