2018/05/02

2018Tour of Zhoushan UCI2.2 Stage1

5月1日から3日まで3ステージで行なわれるTour of ZhoushanUCI2.2がスタートし、日本ナショナルチームは唐見実代子、梶原悠未、金子広美、上野みなみ、福田咲絵、中井彩子の6選手が出走した。3日間を通して長い登りは多くはないがアップダウンの激しいコース設定であり、個人総合を狙うには勾配のある登りを含むstage2で上位に入る必要がある。日本チームは個人総合上位を唐見で狙い、集団スプリントの可能性が高いstage1、stage3を梶原で狙う。昨年のこの大会の優勝者で4月28日まで行われていたワールドツアーTour of Chonming islandでも総合優勝したBECKER Charlotteをはじめとして実績のある選手を複数名揃えるHITECH PRODUCTSやスペインチャンピオンのGUTIERREZ RUIZ SheylaをエーススプリンターとするCYLANCE PRO CYCLING、DOLTCINI-VAN EYCK SPORTなど強豪チームも参加する。

第1ステージは観光シーズンと重なり交通規制の関係で距離が半分となり、19kmの周回を2周して、最後は平坦の海岸線でゴールする46kmのコースで夕方から行なわれた。19kmの周回は700mの登りをはじめ、アップダウンを繰り返すコースであるが、距離も短く高速レースになることが予想された。レースはロシアがコントロールして進む。短い距離ながらスプリントポイント、山岳ポイントも設けられているので集団はペースを落とさない。逃げたいチームは少なく集団は崩れずゴールとなり、梶原はスプリンターチームの列車の後ろに入っていたもののゴール手前1kmをきってから残り2つのコーナー手前ではじかれてしまう。そこから単騎で風を受ける位置からもがくが届かず10位となった。ゴール前のHITECH PRODUCTSとCYLANCE PRO CYCLINGのコントロールの中でうまく立ち回ったSERVETTO STRADALLI CYCLEのMILAKI Argiroが優勝した。
Stage2は2kmほどの2か所の登りを含む今大会の山場となる厳しいアップダウンの周回コースであり、日本チームは唐見で個人総合上位を狙う。

ステージ1 順位
1 MILAKI Argiro (SERVETTO STRADALLI CYCLE)1時間11分30秒
2 FRAPPORTI Simona (HITECH PRODUCTS)同タイム
3 DRUYTS Kelly(DOLTCINI-VAN EYCK SPORT)同タイム
10 梶原悠未  同タイム
20 福田咲絵  同タイム
26 金子広美  同タイム
29 唐見実代子 同タイム
37 中井彩子  同タイム
46 上野みなみ 同タイム

JCF強化コーチ 柿木孝之