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2018/11/07

2018UCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS MTB クロスカントリー・エリミネー ター<レポート1>

大 会 名:2018年UCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS
開催期間:平成30年11月5日(月)‐11日(日)
開催場所:中華人民共和国 / 成都
実施競技:トライアル・BMXフリースタイル・MTBクロスカントリーエリミネー
ター

【クロスカントリー・エリミネーター】
監督 山田  智(強化支援スタッフ)
選手 澤木 紀雄(東 京・acu-power Raching Team)
中村 龍吉(福 島・学校法人石川高等学校)

Day1(11月6日)
朝6時に成田空港で澤木紀雄、中村龍吉選手とともに集合して出国手続きを行った。
自転車のサスペンションについて照会に時間がかかったものの無事に出発した。

成都市は曇天で東京よりもやや肌寒く感じる程度で入国審査も難なく済んだ。
ホテルにチェックインし少し休憩をした後に、澤木選手の経験から短時間高強度の
レースを繰り返すエリミネーター競技では、レース間のインターバルの回復が大きな
鍵になるため酸素缶があった方がより回復し易いとのことで、買い出しも含めて出か
けた。幸い酸素缶も薬局で簡単に入手する事が出来たため、11月9日のレースに向け
て選手の希望を得られ、幸先良い初日となった。

明日は、選手登録、監督会議、オンフットでのトレーニングが午前中のスケジュール
に組み込まれているため、いよいよ明日から会場入りし、レースに備えることにな
る。

Day2(11月7日)
本日より会場入りとなった。本日のエリミネーター競技のスケジュールは、選手登録
と監督会議に続き、UCIスタッフによるコースインスペクションの後、選手によるオ
ンフットでのコーストレーニングが行われた。昨年と同じ会場となった新華公園は大
幅な改修工事が行われた影響もあり、スタート地点をはじめコースレイアウトや、
コース途中のセクションも変更された。そのためオンフットトレーニングもより念入
りに行うこととなった。

コースレイアウトはスタート直後の芝生、前半の2つのセクションのうち新設された
滑りやすい逆バンクの下り、その後に続く階段を利用した急斜度の登りから階段降
り、もっともトップスピードに乗る公園の中心にある池を囲むようにコースから、今
回大きく変更、新設された中盤部のセクションへと続く。中盤部は、未舗装の直線と
大きな岩が転がるロックセクションの登り、急斜度の下りセクション、さらに平坦で
のロックセクションと続く。後半は、トップスピードに乗る直線路と最後にジャンプ
セクションが待ち構えており、ゴールへと続く。全体的な印象としてより総合力が試
されるようなレイアウトとなっており、中盤の未舗装路やロックセクションはクロス
カントリー競技のスキルが活かされるレイアウトになっており、クロスカントリーオ
リンピックをベースに持つ澤木選手とモトクロス、トライアル競技、ロードレース、
トラック競技と多才なベースを持つ中村選手にとって、楽しみなコースレイアウトと
なっている。

オンフットトレーニングの後、午後2時過ぎよりオンロードバイクトレーニングを2時
間ほどこなした。ホテルに戻ってから中村選手とスタート練習を数回行い確認しあっ
た。

明日はバイクでのコーストレーニングが、午前10時より予定されている。まずはどう
コースを攻略するのか、またエリミネーター競技は気温が一気に下がりはじめる午後
4時からのスタートとなるため身体を冷やさないよう事前の対策についても、今夜の
ミーティングで選手と詰めていきたい。

2018UCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS(大会情報)
http://www.uci.org/mountain-bike/events/uci-urban-cycling-world-championships