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2021/11/08

2021-2022 JCXナショナルシリーズ 第2戦 「幕張クロス2021」結果

前節から1か月のブランクを置いて2021-2022 JCXナショナルシリーズ 第2戦「幕張クロス2021」が千葉県美浜区幕張海浜公園Gブロック特設コース(1周2.5km)にて行われた。同日に同じ千葉県内でMTB-XCCの全日本選手権が行われていた関係で、男子エリートでは普段JCXシリーズ戦でTOP10に名前を連ねる選手数名が不在だった。しかし、この会場の名物とも呼べる直登するキャンバーセクションなどではトップ選手たちが周りに集まった大勢のギャラリーを沸かせた。

男子エリートでは、最前列からスタートした織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が1周目後半には2位以下を大きくリード。小坂 光(宇都宮ブリッツェン)と斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)が2位争いのパックとなり表彰台はこの3名で決定かと思われたが、後方から猛烈にチャージしてきたU23カテゴリ1年目の副島 達海 (Limited Team 846)が小坂と斎藤に追いつき一時は単独で2位となるが、コンタクトレンズが外れるトラブルが発生し且つ、猛チャージにより足が攣るなどで3番手に順位を落とした。結局織田が他を圧倒し2019年、2020年に引き続き連勝この大会3連勝、今シーズンのJCX戦2連勝となった。2位には小坂、3位には副島が入った。このレースの出走者は85名。完走者は28名だった。

6周回で争われた女子エリートでは、前節取手ステージの序盤同様に渡部 春雅(明治大学)が大きくリードし独走態勢となり、このままかと思われたがパンクのトラブルにより順位を下げた。代わってトップ争いを演じたのは石田 唯(早稲田大学)と福田 咲絵(AX cyclocross team)。この二人のトップの奪い合いは最終周突入直前の直登区間で福田のミスにより差が大きく開き、石田がJCXシリーズ戦初優勝を飾った。2位には福田。3位は渡部となった。なおこのレースは19名が出走し、完走者は11名だった。

男子エリート(2.5km×8Laps)
1 : 織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 57:40.398
2 : 小坂 光 (宇都宮ブリッツェン)                +01:17
3 : 副島 達海(Limited Team 846)              +01:28

女子エリート(2.5km×6Laps)
1 : 石田 唯(早稲田大学)                49:37.179
2 : 福田 咲絵(AX cyclocross team)+00:21
3 : 渡部 春雅(明治大学)                 +01:20

男子ジュニア(2.5km×5Laps)
1 : 永野 昇海(イナーメ信濃山形)                        39:44.577 
2 : 藤本 元貴(NAMIBIA PROJECT Cycling Team)+03:29

男子マスターズ1(2.5km×5Laps)
1 : 太田 好政(Rapha Cycling Club)                38:53.601
2 : 生田目 修(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス) +00:16
3 : 山本 誠一(DEVOTION)                             +00:28

女子マスターズ(2.5km×4Laps)
1 : 安藤 沙弥(SHIDO-WORKS)28:11.753
2 : 森 知多(SNEL)                +03:39

その他のリザルトはAJOCCホームページを参照してください。