2022/10/20

2022年 スンチョンMTBアジア選手権大会 1日目レポート

大会1日目は、団体戦であるクロスカントリー・チームリレーが行われた。今大会は各国正規カテゴリー毎のメンバーが集まらず、男子各カテゴリー+女子1名+カテゴリー問わず1名の計5名による特別ルールで実施。(UCIポイントは反映されない)7チームが参加した。

[結果]XCR(クロスカントリー・チームリレー)
2位 北林力・高橋翔・村上功太郎・宮津旭・小林あか里 1:29:37

[レポート]
初戦となるチームリレーに1番コールされた日本は、男子エリートの北林力からスタート。序盤から日本とカザフスタンが抜け出し、終始カザフスタンの選手と共にレースを進行する形となった。北林は4秒のアドバンテージを作り、男子ジュニアの高橋翔に交代する。

高橋は全体の個人タイムで3番目となる快走。後続のカザフスタンに1分以上のタイムギャップをつけ、トップで男子U23の村上功太郎に交代する。

村上は安定した走りで、後続とのタイム差を約15秒縮められるも、約1分のアドバンテージをキープし、トップで男子エリート宮津旭に交代する。2位のカザフスタ
ンが第4走を女子選手にしたことも相まって、タイム差は約3分45秒まで開くことに成功した。

そしてアンカーとなる女子U23小林あか里に交代する。2位カザフスタンは第5走が男子エリートの選手としていたため、追い上げられる展開とながらも、コース中盤までタイム差をキープし続けた。しかしながら、岩場のセクションでタイヤがパンクするアクシデントが発生。その間にカザフスタンに順位を譲り、ピットエリアでホイールの交換を行い、最終成績は2位で収めることとなった。

本レースで各国の状態が明らかになり、それぞれのクロスカントリーカテゴリーでのマークするべき選手も明らかになった。アクシデントもあったが、日本チームとしても個人戦に向けての収穫が得られるレースとなった。

[結果]
1位       カザフスタン      1:27:30
2位     日本                  1:29:37
3位       マレーシア         1:33:40

明日20日(木)はDHI(ダウンヒル)の決勝が行われる。
ダウンヒル 男子エリート
九島 勇気
羽口 鉄馬

以下のリンクより、大会期間中のブロードキャストがご覧いただけます。
Day 1 : https://youtu.be/mRTN87IaB10
Day 2 : https://youtu.be/qPsPYJTW-dM
Day 3 : https://youtu.be/MTbgUwXnJwM
Day 4 : https://youtu.be/kVCuG39B59o

コロナ禍の影響により2020年以来の開催となります。ご声援のほどよろしくお願い致します。