2022/12/19

2022宇都宮シクロクロスDay1 UCI-C2 レース結果

2019年以来となる宇都宮シクロクロスが道の駅うつのみや ろまんちっく村内特設コースで行われた。Day1となる12月17日は曇り空の下行われた。霜の影響により、このコース名物の調整池の法面を利用したキャンバーの一番奥の切り返し箇所のみ誰ひとり乗車でクリアすることができなかったが、それ以外のセクションはすべて乗車可能だった。またこのレースにはジュニア、U23世代の若手選手がオーストラリアから遠征して参加した。

●男子ジュニア
Sam NORTHEY (Alpine Cycling Club)のホールショットで幕が開けたが、1周目には長島 慧明 (北桑田高校)が先頭を奪う。決定的な差が広がったように思えたがNORTHEYが差を詰めゴールスプリントになるかと思われたが、長島が余裕を持ってフィニッシュ。2位にはNORTHEY。3位には澤井 千洋 (SNEL)が入った。

●女子エリート
渡部 春雅 (明治大学)と小川 咲絵 (AX cyclocross team)がパックとなり先頭争いを繰り広げ、少し間をおいて小林 あか里 (弱虫ペダルサイクリングチーム)が追う展開。4位以下は大きく遅れレースは完全にこの3人の戦いになった。渡部がペースについて行けずにドロップすると小林が2位に浮上する。小林は小川との差を詰めようとプッシュするも差は徐々に開き、小川が独走でフィニッシュした。2位には小林、3位には渡部が入った。
このレースには21名が出走。完走は12名だった。

●男子エリート
オーストラリアから来たU23世代の3名を含む75名が出走した男子エリート。地元チーム宇都宮ブリッツェンの小坂 光が1周目にメカトラブルによりピットでバイク交換し先頭争いから遅れる。織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)、沢田 時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)、副島 達海 (大阪産業大学)の3名がパックとなりお互いの出方を様子見ながらレースが進む。副島がパックからドロップすると追い上げてきた小坂が3番手に浮上。同時に沢田がキャンバーでミスすると、短い助走路のバニーホップでシケインを越えていく織田がリードを奪う。その後織田は毎週リードを広げそのままフィニッシュ。小坂は沢田に追いつき2番手を狙うが、なにも起こらず沢田が2位、小坂は3位となった。このレースの完走者は24名だった。

UCIレースの結果は以下の通り
男子ジュニア (2.8km×5Laps)
1:長島 慧明 (北桑田高校) 39:17
2:Sam NORTHEY (Alpine Cycling Club) +0:03
3:澤井 千洋 (SNEL) +0:44

女子エリート (2.8km×6Laps)
1:小川 咲絵 (AX cyclocross team) 48:47
2:小林 あか里 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +0:54
3:渡部 春雅 (明治大学) +2:24

男子エリート (2.8km×8Laps)
1:織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 57:30
2:沢田 時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0:31
3:小坂 光 (宇都宮ブリッツェン) +0:43

詳細リザルトは大会ホームページで確認してください。