2022/12/19

2022宇都宮シクロクロスDay2 UCI-C2 レース結果

晴天ながら時折吹く強風によって体感温度が低く感じる中、道の駅うつのみや ろまんちっく村内特設コースで宇都宮シクロクロス2日目のレースが開催された。深夜に降った雨によって若干ウエットながら泥区間と呼べるほどのセクションは現れず、前日とほぼ一緒のレースタイムであった。

●男子ジュニア
9名が出走した男子ジュニアクラス。レースをリードしていた前日の優勝者の長島 慧明 (北桑田高校)が転倒によって遅れるとSam NORTHEY (Alpine Cycling Club)と前日表彰台に届かなかった佐々木 啄人(宮城県泉高等学校)がパックとなりレースが進み、決着はゴールスプリントに。風を受けながら走る場面が多かった佐々木が先着して優勝。2位はNORTHEY。3位は前日と同じ澤井 千洋 (SNEL)が入った。

●女子エリート
小林 あか里 (弱虫ペダルサイクリングチーム)がリードしようと1周目からプッシュするがオーバーペースがたたり2周目には渡部 春雅 (明治大学)と小川 咲絵 (AX cyclocross team)に先行を許し、それを小林が数秒差で追う。その後も全くと言って良いほど前日と同じ展開になり小林と渡部のポジションが入れ替わった。先頭の小川は独走でフィニッシュし今季のUCIレース3勝目をあげた。2位には小林、3位には渡部が入った。
このレースには20名が出走。完走は前日同様12名だった。

●男子エリート
地元宇都宮の期待を一身に背負う小坂 光(宇都宮ブリッツェン)がスタートループで転倒しレースを離脱するハプニングから始まった男子エリート。前日の覇者の織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)がメカニカルトラブルで順位を落とすと、ピット手前で後ろを振り向いて織田の遅れを確認した沢田 時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)が猛然とアタック。それまでパックとなっていた数人を置き去りにした。副島 達海 (大阪産業大学)だけが沢田のアタックに反応して追走にでる。バイク交換をした織田は副島をパスして沢田に追いついた。シケインを前で侵入した織田はバニーホップで越えそのままアタックして沢田を引き離し、最終的には38秒差をつけ、ローカル戦を含め今季負け知らず10勝目を飾った。沢田が2位。3位争いは副島と鈴木来人とゴールスプリントで副島が競り勝った。
このレースには70名が出走し完走者は32名だった。

UCIレースの結果は以下の通り
男子ジュニア (2.8km×5Laps)
1:佐々木 啄人(宮城県泉高等学校) 38:38
2:Sam NORTHEY (Alpine Cycling Club) +0:00
3:澤井 千洋 (SNEL) +0:47

女子エリート (2.8km×6Laps)
1:小川 咲絵 (AX cyclocross team) 48:38
2:小林 あか里 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +0:42
3:渡部 春雅 (明治大学) +1:21

男子エリート (2.8km×8Laps)
1:織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 56:31
2:沢田 時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0:38
3:副島 達海 (大阪産業大学) +1:25

詳細リザルトは大会ホームページで確認してください。