BIWASE CUP 2014 stage4
Stage4はリゾート地の海岸沿いの直線路を往復する設定で、1周回3.3kmのコースを16周する50kmで争われた。
レース前半は片側が追い風区間でもう片側が向かい風の状況であったが、中盤からは海からの横風が強く吹き始めた。日差しが強く、蒸し暑い状況の中で、数名でのアタックが続く。合田が今日は積極的に前で動き、逃げに入る動きをする。合田は日本のレースしか走ったことがなく、集団の中に入るのが苦手なため、これまでの3ステージでは集団の中で風を受ける場所にばかりにいたが、今日のように集団の前で動くことで集団走行も改善されつつある。うまく集団が分かれて10名ほどの逃げに入った合田は5周回目のスプリント賞争いに加わるがタイムボーナスは獲得できなかった。レース中盤からも大きな逃げは決まらず、集団は逃げを10秒以上は許さない。ラスト3周に入り強力なベトナムの選手2名が逃げを決める。
残り距離とメンバーを考えると決まったかに見えたが、集団もペースを上げて振り出しに戻す。ラスト周回に入り、ラスト1kmほどでベトナムの選手が1人逃げに成功して、集団にわずかの差で逃げ切り優勝する。今日は坂口が7位に入った。(JCFロード部会員 柿木孝之)
第4ステージ
1位 Pham Hong Loan(ベトナム)1時間32分00秒
7位 坂口聖香(パナソニックレディース)同タイム
14位 金子広美(イナーメアイランド信濃山形)同タイム
25位 合田祐美子(早稲田大)同タイム