Stage2は前半から中盤までは緩やかなアップダウンを進み、後半に10kmの6%ほどの登りが続き、そこからゴールまで12kmのアップダウンをこなす108.5kmのコースで、日本チームは金子選手でステージ優勝を狙った。
スタート直後から地元ベトナムの選手が独走し最大4分30秒ほどの差をつける。気温が35℃ほどと非常に厳しい暑さの中で、登り口までに全選手を吸収したあと、チームに守られて走った金子が登り口からアタックをして独走を開始する。
前半区間ではなかなかタイム差がつかなかったが、登り後半もペースは落ちず徐々に差が開いていく。頂上超えてからのアップダウン区間の向かい風の中でさらに差を広げる。金子を追いかける6名のグループに坂口が入り、個人総合リーダーらを封じ込める。金子はそのまま差を広げて個人総合でも山岳賞でもリーダーとなった。どの遠征でもチームのために身を粉にして動いてきた金子がこの日はエースとして自身の力を見せた。
第3stageは登りとアップダウンが続く厳しいコースで、チームで個人総合を守っていく。(柿木 孝之)
1 金子広美
2 Nguyen Thi That( Tập đoàn Lộc Trời AG)2分22秒差
3 Supuksorn Nuntana(タイ) 同タイム
4 坂口聖香 同タイム
8 吉川美穂 4分38秒差
11 梶原悠未 同タイム
13 古山稀絵 同タイム
個人総合順位
1 金子広美 5時間1分15秒
2 Nguyen Thi That(ベトナム) 2分11秒差
3 Supuksorn Nuntana (タイ)2分20秒差
4 坂口聖香 2分32秒差
11 吉川美穂 4分48秒差
12 梶原悠未 同タイム
19 古山稀絵 同タイム