2016/03/16

BIWASE CUP Stage8 レポート

Stage8は平坦基調の120kmのコースで暑さの厳しい1日になった。
レース前半はいつものようにアタックが続く中、日本チームは行かせて良い逃げか否かを選別し、個人総合から大きく15分以上遅れた選手6名の逃げがきまる。それに対して昨日休むことができたタイがチーム全体で日本に攻撃をかけてくるが、日本チーム全員で冷静に対応してメイン集団を一つにまとめる。後半にステージ狙いのチームにより集団が活性化してスピードが上がる。日本チームは特に大きくチームで動く必要もなく集団前で個人総合争いにかかわる選手だけをチェックすればよいのでチームとしては楽な展開で進む。
80km過ぎたあたりで金子がチェーントラブルで遅れる。今大会の特別ルールでバイクトラブルの場合はバイクで集団まで戻すとあるあるが、個人総合リーダーの金子には許されず、自力で追い集団復帰する。そのあと古山が落車、吉川がパンクとトラブルが続き、その間もタイが攻撃をかけてきており、日本チームにとっては厳しい展開となる。古山、吉川も集団まではバイクが戻してくれず、日本チームはそのあとは3名で戦い、なんとか集団ゴールに持ち込むことで金子の個人総合を守った。古山はこの日の落車で指を骨折したため、第9ステージは4名で金子の個人総合を守る。(柿木 孝之)

1 3 Nguyen Thi That (ベトナム)3時間4分28秒
2 PHAM Hong Loan (ベトナム)同タイム
3 PHAM Thi Thuy Lien(ベトナム)同タイム
9 坂口聖香 同タイム
19 梶原悠未 同タイム
24 金子広美 同タイム
51 吉川美穂 1分57秒差
52 古山稀絵 2分7秒差

個人総合順位
1 金子広美 15時間59分6秒
2 Phetdarin Somrat(タイ) 2分50秒差
3 Nguyen Thi That (ベトナム) 2分56秒差
6 坂口聖香 3分42秒差
11 梶原悠未 8分3秒差
17 吉川美穂 10分29秒差
24 古山稀絵 17分15秒差