2019/03/10

BIWASE CUP2019 Stage2

Stage2は97kmのコースで、緩やかなアップダウンを超えて75km過ぎからの9kmの登りとその後の12kmのアップダウンでの動きが勝負所となると予想された。日本チームは樫木と金子で個人総合3位以内を狙った。

前半は大きな動きはなく緩やかに進む。60kmあたりからレースが動き始め、数名の先行グループが形成されるが集団もペースを上げ40秒差以上広がらない。登り口までで全ての逃げは吸収され、登りでの勝負が始まる。昨年の優勝者Nguyen Thi Thiが登りはじめからペースアップし、登り中腹では10名ほどまでに絞られる。そこから大会主催者のBIWASEチームのエースで走る牧瀬翼がペースを上げると人数はさらに絞られ登り頂上ラスト2kmあたりでは4名となる。日本チームはここに樫木と金子が入り、頂上まで700mあたりで樫木が攻撃して山頂を3名に10秒差で先頭通過する。頂上のあとのアップダウンで韓国の選手がこぼれ、追走は牧瀬と金子の2名となり日本チームは絶好の展開となり樫木がそのまま独走で逃げ切り優勝する。抑えに回った金子も最後に牧瀬を振り切り2位となった。

明日のstage3はゴール手前の7kmの登りがコース上の勝負所ではあるが、前半から中盤のアップダウン区間で多くのチームの攻撃を受けることが予想される。チームでまとまって個人総合を守っていきたい。

Stage2ステージ成績
1 樫木祥子(日本ナショナルチーム)3時間4分18秒
2 金子広美  (日本ナショナルチーム) 25秒差
3 牧瀬翼 (BIWASE) 33秒差
23 唐見実世子 (日本ナショナルチーム) 6分1秒差
26 上野みなみ (日本ナショナルチーム) 7分9秒差
31 石上夢乃 (日本ナショナルチーム) 同タイム

Stage2 個人総合成績
1 樫木祥子(日本ナショナルチーム)4時間54分48秒
2 金子広美(日本ナショナルチーム)29秒差
3 牧瀬翼 (BIWASE) 39秒差
5 唐見実世子 (日本ナショナルチーム)6分11秒差
13上野みなみ (日本ナショナルチーム)7分19秒差
12 石上夢乃 (日本ナショナルチーム)同タイム

JCF強化コーチ柿木孝之