Fleche du Sud ルクセンブルグ
5月12日 第4ステージ Rosser-Rousser 147.5km
1 JANSSENS Jimmy BEL 3h17’23” (AVS 44,84 km/h)
2 RABITSCH Stephan AUT
3 MARCHAND Gianni BEL
61 近谷 涼 +58”
76 今村 俊介 +58”
82 橋本 英也 +58”
118 花田 聖誠 +22’29”
山岳ポイントを4つ含む106kmの大きな周回の後に13.6kmのローカルサーキットを3周。トータル147.5km、獲得標高2080m。登りは小さな登りが断続的にあるが集団が分断されるような大きな登りはない。
第3ステージ終了時までの個人総合成績が10秒以内に30名が残っていた為、各チームの攻撃が予想されたが、実際は散発的なアタックがあるだけで大きな動きにはならなかった。
レース中盤かCibel-CebonのMARCHAND Gianni (個人総合成績2位 1位と同タイム)、JANSSENS Jimmy (同33位、+10”)、FelbelmeyerのRABITSCH Stephan (同23位、+10″)がアタックし各チームのコントロールする集団を58秒引き離して逃げ切った。
4位争いの集団のスプリントはロシアナショナルチームのコントロールする中、ラスト3kmで今村、近谷、橋本が連携して集団の最前列まで上がることができたが、その後集団に飲み込まれ入賞に絡むことはできなかった。
欧州のUCIレースにおいて集団スプリントを狙う100名以上の集団の中でラスト3kmで集団の最前列まで上がることも容易な事ではないのだが、彼らのハンドリングスキル、パワーをあらためて確認する事ができた。
明日はいよいよ最終日。今回の参加チームの中で圧倒的な強さを見せているベルギーのコンチネンタルチーム Cibel-Cebonが総合リーダーになった事で集団はより安定される事が予想される。レース毎に成長している彼らがどのようなレースを見せてくれるのか期待して見守りたい。(橋川 健)