イタリアの終戦と解放記念のロードレース。イタリア国内のトップアマチュアチームと国外ナショナルチームが参加。コースはフラットな周回コースながら、起伏とコーナーリングが確実に選手たちの体力を消耗してゆく。
レースは集団の位置取りとスピードが重視される展開が予測され、日本チームは前半勝負の意気込みでスタート。
スタート後は皆上位に位置取り、アタックにも積極的に参加する姿勢が見られたが、路面の悪さから全チームを通じてパンクが相次ぎ、ニュートラルサポートカー(チームカー追走は不可)の対応が全く間に合わずリタイヤを余儀なくされる選手が続出する中、良い位置をキープしながら寺崎、小橋もパンクから復帰で出来ずリタイヤとなった。秋丸は密集する集団走行とコーナーリングに苦戦しながらも終盤のペースアップにも対応し、約170人出走から40人強に絞られな中、チーム唯一完走となった。イタリアのレースは集団の密集度が高く、イタリア人選手は後半お力の出し方がうまい。日本人選手が欧州レース経験や準備なしで対応できるレベルではないことを痛感した。(浅田 顕)
4月25日 GRAN PREMIO LIBERAZIONE (UCI 1.2U)
距 離:138㎞(6㎞×23周)
場 所:イタリア・ローマ
参加者:小橋勇利、秋丸湧哉、寺崎武郎、清水太己、六峰亘
今日意義結果
1位 Ilia Koshekov (ベラルーシ/Big Hunter Seanese) 3h21m54s
2位 Adam Phelan (オーストラリアナショナルチーム) + 1s
3位 Alberto Bettiol (イタリア/GS Mastromarco) + 30s
…完走 秋丸湧哉 (順位、タイム確認中)
…小橋勇利、寺崎武郎 = パンク後復出来ず途中棄権、
清水太己 = 機材トラブルにより途中棄権、六峰亘 = 途中棄権