■登録申請用紙の変更について
スポーツはすべての参加者がルールを順守して行うものです。仮に参加者の中にルールを守らないものがいたなら、公平性・公正性が損なわれ、スポーツとはいえないものとなってしまいます。もし故意でなかったとしてもルールをよく知らないがゆえに順守できないならば、これは故意にルール違反を犯す場合と結果として異なるものではありません。ルールを自ら学び、順守することはスポーツをする者としての当然の義務でしょう。
ところが昨年起こったルール違反事例では、日本スポーツ仲裁機構により、違反競技者がルールを知らなかったのは自転車競技連盟によるルールについての啓発が不足していたものであると裁定されました。
そこでこれに対する改善案のひとつとして、2013年度より本連盟の登録申請用紙(競技者および審判員)の形式を変更し、版形もA5からA4と大きくして、表面に記載の申請にあたっての誓約事項等を読んだ上で署名していただくようにいたしました。
アームストロングの行為を頂点としてドーピング規則違反は、自転車競技のオリンピック種目としての地位さえも脅かしています。自転車競技がフェアなスポーツであると誇れるようにするために、本連盟はこの用紙変更も含めていくつもの施策を行っていく予定です。皆様のご理解とご協力を切にお願いするしだいです。
競技者登録申請書(Word版) - 119.5 kB - (17859 hits)
公認審判員登録申請書(Word版) - 118 kB - (9901 hits)