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2017/03/25

JCF第2回ナショナルタレントハブ合宿

2017年3月18日(土)から3日間に渡り日本サイクルスポーツセンターにて、第2回ナショナルタレントハブ合宿を開催致しました。
これは平成28年度からJSCの委託を受けてスタートした、アスリートパスウェイ事業の一環で、地域タレント選手の基礎乗車スキル向上ならびに地域指導者向けの指導力向上を目的とした合宿です。
2016年12月に行った第1回合宿の結果から、今回は対象者をMTB又はロードを専門種目とする中学生に絞り、この年代のうちに身に着けてほしい基礎乗車スキル取得プログラムをBMXを用いた指導を中心に行いました。
BMX指導によりは平地での体重移動や、パンプトラックを活用した上下動の習得を行い、後半では実際のBMXレースコースにて走行指導を行いました。
最終段階ではスタートゲート8人並走での模擬レースを実施し、短時間にてBMXに詰まる要素の実体験を持って、縦の変化に対応する技術を体感してもらうことができました。
2日目にUCI WCCプロトコールを使用したWattbikeによる計測を行い、各自の現状把握とフィードバックを行いました。今後、同一選手の年齢時系列の他、多くのデータを集めることにより指導の基準作成へと繋げられると考えています。
3日目に初めて各種目に分かれそれぞれの専門種目の指導機会を設けました。
MTBクロスカントリーでは自然の地形を利用し、難易度の高いセクションを取り組み、選手自身のキャパシティー向上へと繋がる内容構成となりました。
ロードではスラロームやマディソンの交代体験による横の体重移動の確認と周回コースの様々なポイントで、対応する走行方法を指導しました。
3日目後半ではMTB・ロード種目合同で横から押された場合やハスったりすることを経験。最後にエリミネーションを模したゲームで位置取りの重要性を肌で感じてもらいました。
技術の取得が目的ですが、コーチ相互、コーチと選手あるいは選手同士のリレーション創造と向上も成果として挙げられると考えています。
引き続き本事業を通して、総合力の高い選手育成を可能とするパスウェイ指針構築に努めていきます。(三瓶 将廣)

日 程:2017年3月18日(土)~20日(月)
場 所:日本サイクルスポーツセンター(CSC)
参加者:選手 15名 / 地域コーチ 1名
指導者:ロード 福島 晋一
    MTB 江下健太郎
    BMX 古幡 陵介
コーディネータ:三瓶 将廣
記念撮影