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2013/04/11

LA COTE PICARDE(UCIネイションズカップ)レポート

6位以下の集団スプリントツール・デ・フランドルに続くU23ネイションズカップである今大会には、更にオーストラリアが加わりレベルも更に上がるが、コース的には上位を狙えるチャンスがあり、思い切って成績目標を15位以内のポイント圏内に置いた。小雨の中スタートを切ったレースはほぼフラットな前半区間を高速で進み、木下が主力国の入る10数名の逃げに乗る場面もあったが、終盤の起伏区間には集団は一つになり、登り区間を利用して集団のペースが上がり始める。スタート150人以上から約50名に絞られた先頭グループには寺崎、そしてジュニアから上がったばかりの西村が残った。
勝負どころでは5人の先行を許したが、寺崎、西村は6位以下のスプリントに参加し、寺崎が17位でゴールした。ポイント獲得まであと僅か。日本チームにとり、つい4日前は遠く感じたことが、今日はすぐそこにあることを皆実感した。途中落車とパンクに見舞われた山本も無事完走し、日本勢は全員レースを走り切った。(浅田 顕)

レース結果
1位 Caleb EWAN (オーストラリア)3h59m52s
2位 Sean DE BIE(ベルギー)+0s
3位 Simon YATES(イギリス)+0s
17位 寺崎 武郎 +22s
42位 西村 大輝 +22s
66位 木下 智裕 +4m02s
68位 黒枝 士揮 +4m02s
88位 六峰  亘 +5m20s
100位 山本 元喜 +5m20s

スタートラインに並ぶ木下(左)と西村(右)

大会名:LA COTE PICARDE (UCIネイションズカップ)
日時:4月10日
場所:フランス・ピカルディー地方
距離:172㎞
参加選手:木下智弘、黒枝士揮、六峰亘、西村大輝、寺崎武郎、山本元喜