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2018/05/04

BMXワールドカップ第3−4戦 派遣選手団・大会直前報告

今年3月末に開幕した「UCI BMXスーパークロスワールドカップシリーズ」の第3−4戦が、5月4日よりオランダ・パペンダルにて開催され、日本からは選手総勢13名が参戦します。

ワールドカップシリーズ第1−2戦を振り返って
過去最大参加者数となった第1−2戦フランス大会での日本チーム全体成績は、第1戦にてUCIジュニアランキング1位の中井飛馬が35位、第2戦はオフシーズンをトラック競技ナショナルチームと共にビルドアップをはかってきた長迫吉拓の38位が最高位となり、目標とする準決勝進出へは届きませんでした。
一方で、第1戦終了時点でのUCIワールドカップランキング ジュニア部門(BMXスーパークロスワールドカップシリーズではジュニアとエリートカテゴリーが混走にて行われる)では、中井飛馬と永禮美瑠がそれぞれジュニアベストリザルトを残し、リーダーズナンバープレートを装着しての参戦となっています。

今シーズンのチーム目標としては準決勝進出(トップ16位)をあげ、来年以降にコンスタントなUCIポイント獲得をできるよう準備の1年と位置づけています。

オランダチームのホーム、パペンダル
今大会のレース会場となるここパペンダルは、オランダオリンピックトレーニングセンターにも位置づけられており、施設内にはリオ五輪レプリカコースが常設されています。

2011年から毎年ワールドカップシリーズを招致、今年で8年連続での開催となり各国が戦力的に事前調整を行ってきています。日本選手団は4月24日より現地入りし、実際の大会コースにて事前調整を行い、明日から始まる第3−4戦に挑んでいきます。

選手コメント
長迫吉拓 2017年 全日本選手権大会 男子エリート優勝者
「この1ヶ月間にてオフシーズンに実践したトラックチームでのトレーニングを、うまくBMXレースへ繋げることができたと感じています。過去に決勝進出を決めているコースでもあるので、着実に勝ち進んで行きたいです。」

フランス大会以降、拠点をここパペンダルに置き、1ヶ月間のトレーニングを積んできた長迫吉拓は、4月29−30日に参戦したUECヨーロピアンカップ第5−6戦でも両日ともに決勝進出しています。

中井飛馬 2017年 全日本選手権大会 男子ジュニア優勝者

「パペンダルでのレースは初めてになりますが、フランス大会同様にエリート選手との混走が楽しみですし、食らいついて行きたいと思っています。6月に控える世界選手権大会へ向けても、最終の実践練習として課題修正を行っていきます。」
長迫同様に、ヨーロピアンカップでは決勝へ進出し、3位表彰台を獲得している。

畠山紗英 2017年 全日本選手権大会 女子ジュニア優勝者

「昨シーズンは準決勝止まりだったので、今シーズンは決勝進出を目標としています。
オフシーズン、そして3月からのスイスでのトレーニング成果の結果が楽しみです。」
畠山は昨年同様、今シーズンもUCIワールドサイクリングセンター(スイス・エイグル)を拠点に、シーズンインに向けた最終調整を行ってきました。第1−2戦はコンディション調整のため欠場となったため、今大会が2018年の初戦となります。

派遣選手団情報
派遣大会:UCI BMXスーパークロスワールドカップ
第3−4戦オランダ大会、第5−6戦 ベルギー大会
派遣期間:平成30年4月23日(月) 〜 5月15日(火)
開催場所:オランダ・パペンダル、ベルギー・ゾルダー

派遣スタッフ
[監督]
三瓶 将廣 (連盟強化スタッフ)
[マッサー]
石田 将之 (連盟強化スタッフ)
[スタッフ]
宮﨑 大地 (連盟強化スタッフ)

派遣選手
[男子]
中井 飛馬 (新潟/ 日本体育大学荏原高等学校)
吉村樹希敢 (大阪/ Gan Trigger)
長迫 吉拓 (岡山/ MXインターナショナル)
松下 巽  (神奈川/ 全日空商事株式会社)
吉井 康平 (東京/ フォスター電機株式会社)
山口 大地 (新潟/ 早稲田大学)
池上 泰地 (大阪/ クワハラバイクワークス)
島田 遼  (広島/ 近畿大学泉州高等学校)
増田 優一 (大阪/ 大阪偕星学園高等学校)

[女子]
畠山 紗英 (神奈川/ 日本体育大学)
永禮 美瑠 (愛知/ 西陵高等学校)
丹野 夏波 (神奈川/ 白鵬女子高等学校)
早川 優衣 (広島/ 興譲館高等学校)

ライブ放送

ワールドカップ第3戦(日本時間5月5日(土)20:30開始予定)

ワールドカップ第4戦(日本時間5月6日(日)20:30開始予定)