シクロクロス2023-24シーズンが開幕した。
今シーズンはAJOCC（一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会）が主催するJCXシリーズ全戦がJCF公認レース（JCFシクロクロスランキング対象大会）となり全日本選手権を含めてポイントランキングが形成される。
2023-24シーズンJCXシリーズ開幕戦となる「茨城シクロクロス 土浦ステージ supported by お米の田島屋」が10月9日に茨城県土浦市りんりんポート土浦特設会場で開催された。前日の夜から降り始めた雨は時折小雨になるも一日中降り続け、マッドコンディションの中各カテゴリのレースが行われた。
男子エリート（ME1）
U23チャンピオンの柚木伸元（日本大学）がホールショットを獲るもアスファルトからダートに移るコーナーで転倒し順位を10番手以降に落とす。代わって先頭に立ったのは全日本選手権で柚木に敗れた副島達海（大阪産業大学）。副島はそのまま快調に踏み続け一度も先頭を譲る事なくフィニッシュ。JCXシリーズ戦初優勝となった。2番手以降はラップごとに順位が入れ替わり、最終的には追い上げを見せた柚木が2位でフィニッシュ。3位には安定した走りを見せた松田賢太郎（SUPACAZ）が入った。
このレースは78名が出走。完走者は22名だった。
エリート男子リザルト
1位：副島 達海（大阪産業大学） 57:48.240
2位：柚木 伸元（日本大学） +00:42
3位：松田 賢太郎（SUPACAZ） +01:02
女子エリート（WE1）
石田 唯がファーストラップから積極的に前に出てレースをリード。その後ろに小林あか里（弱虫ペダルサイクリングチーム）と渡部春雅（明治大学）が続き、さらにアジア大会後に一時帰国中の與那嶺 恵理（Human Powered Health）が続く。ラップを重ねる毎に石田のリードは広がり、それに與那嶺、小林の順で続く。そのまま上位の順位の入れ替わりはなく石田がJCXシリーズ戦初優勝を飾った。2位には與那嶺。3位には小林が入った。
このレースには17名が出走。完走者は5名だった。
エリート女子リザルト
1位：石田 唯（―） 47:43.490
2位：與那嶺 恵理（Human Powered Health） +00:53
3位：小林 あか里（弱虫ペダルサイクリングチーム） +01:28
主なリザルト
男子ジュニア（MJ）
1位：野嵜 然新（弱虫ペダルサイクリングチーム）27:19.080
2位：田島 綾人 （−） 5+00:59
3位：福島 愛都（TCKR）+01:43 1
男子マスターズ 40＋（MM40）4Laps
1位：石川 正道（sbcdirtunion ） 28:11.830
2位：池本 真也 （和光機器） +00:10
3位：中島 由裕 （−） +00:26
男子マスターズ50＋（MM50）4Laps
1位：生田目 修（イナーメ信濃山形＆大幸ハーネス） 28:37.130
2位：賀来 成能（AX cyclocross team） +01:21
3位：矢野 大介（Yatsugatake Cycling Club） +01:30
男子マスターズ60＋（MM60）4Laps
1位：中谷 聡（HOKURIKU DOROTABOU） 31:35.460
2位：増田 謙一（SHIDO WORKS） +00:00
3位：久馬 逸志（今日も押しまs） +01:35
その他のリザルトはAJOCCホームページを参照してください。
