2023-24シーズンのJCFシクロクロスシリーズ第3戦がJCXシリーズ第3戦 「幕張クロス supported by Champion System」として、千葉県美浜区幕張海浜公園Gブロック特設コースで行われ、季節外れの気温の高さとスーパードライコンディションの中各カテゴリで熱戦が繰り広げられた。
●エリート男子(ME1)
ナショナルチャンピオンの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)がスタートで出遅れると第1戦の勝者である副島 達海(大阪産業大学)、柚木 伸元(日本大学)、鈴木 来人(OnebyESU-ICV)らのU23世代のメンバーと2列目から好スタートを切った2018年、2019年の全日本チャンピオン前田 公平(ー)らが先頭で第1コーナーに突入した。
織田を引き離したい副島と柚木はハイペースでレースをリードするが2周目のダートセクションで織田に先頭を奪われてしまった。その後柚木はパンクで遅れ、副島は必死に織田に追いつこうとするがその差は詰まることなく後ろとの差をコントロールしてるかのような織田は第2戦に続き連勝を飾った。2位には21秒遅れで副島。パンクしながらも順位を下げなかった柚木が3位となった。このレースの出走者は90名。3周回完了時から80%ルールが適用され完走者は15名だった。
エリート男子リザルト(ME1)10Laps
1位:織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) 57:39
2位:副島 達海(大阪産業大学) +0:21
3位:柚木 伸元(日本大学) +1:47
●エリート女子(WE1)
ホールショットを獲った渡部 春雅(明治大学)だけがボトルネックとなった第1コーナーの混乱に巻き込まれずに抜け出し、1周目から他を大きくリードする。それを追うのは石田 唯(ー)と小林 あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)の二人。石田と小林の激しい2番手争いは最終周に小林がメカニカルトラブルによるリタイアに終わった。代わりに3位に浮上したのは2周目以降単独で前を追っていた大蔵 こころ(早稲田大学)。渡部は最後まで独走状態のまま優勝。2位には石田、3位は大蔵となった。また同時出走した女子ジュニアの日吉 愛華(Teamまるいち)は全体の4番目でフィニッシュした。
このレースは出走18名が出走。完走者は13名だった。
エリート女子リザルト(WE1)6Laps
1位:渡部 春雅(明治大学) 39:56
2位:石田 唯(ー) +0:37
3位:大蔵 こころ(早稲田大学) +1:22
主なリザルト
●男子ジュニア(MJ)6Laps
1位:野嵜 然新(弱虫ペダルサイクリングチーム) 36:29
2位:石川 太郎(聖望学園) +1:03
3位:相田 洸太郎(ORCA CYCILNG TEAM) +2:03
●女子ジュニア(WJ)6Laps
1位:日吉 愛華(Teamまるいち) 42:22
●男子マスターズ35(MM35)4Laps
1位:松尾 遊(Champion System Japan Test Team) 28;58
2位:白坂 僚(笹原サイクル) +0:56
3位:渡邊 真和(笹原サイクル) +1:09
●男子マスターズ40(MM40)4Laps
1位:石川 正道(sbcdirtunion) 25:51
2位:筧 五郎(56) +0:11
3位:江下 健太郎(じてんしゃPitプロ埼玉日高) +0:18
●男子マスターズ50(MM50)4Laps
1位:生田目 修(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス) 26:01
2位:浅井 秀樹(SNEL CYCLOCROSS TEAM) +0:32
3位:筧 太一(ブチョーコーヒー) +0:38
●男子マスターズ60(MM60)4Laps
1位:増田 謙一(SHIDO -WORKS) 27:14
2位:大野 ニ美雄(ACQUA TAMA) +1:04
3位:阿部 浩(ー) +1:32
●女子マスターズ(WM)4Laps
1位:西山 みゆき(ー) 29:43
2位:森 知多(SNEL) +1:46
3位:安田 朋子(AX cyclocross team) +2:32
詳細及びその他のカテゴリのレース結果はAJOCCホームページを参照してください。