2023-24シーズンのJCFシクロクロスシリーズ第4戦がJCXシリーズ第4戦 「弱虫ペダル スーパークロス野辺山」として、長野県南牧村野辺山にある滝沢牧場で開催された。
前日の雨により時間を追う毎に路面が泥と化し、時折雪もちらつき、さらには強い風が吹き付ける中、各カテゴリのレースが行われた。
●男子ジュニア(MJ)
成田 光志(学校法人石川高等学校)と野嵜 然新(弱虫ペダルサイクリングチーム)のマッチアップがファイナルラップまでもつれ込み、周回遅れの形で前を塞ぐことになった1分差でスタートしたME2カテゴリの選手を捌きかたで野嵜が僅かにリードを奪いそのまま優勝、成田は2位となり3位には松井 颯良(Sonic-Racing)が入った。
男子ジュニアリザルト(MJ)6Laps
1位;野嵜 然新(弱虫ペダルサイクリングチーム) 41:27
2位;成田 光志(学校法人石川高等学校) +0:08
3位;松井 颯良(Sonic-Racing) +0:47
●女子エリート(WE)
大蔵 こころ(早稲田大学)のホールショットで幕を開けた女子エリートではトップに立った渡部 春雅(明治大学)が泥区間で後続との差を広げ快調に飛ばす。後方では大蔵の他、小林 あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)、石田 唯(/)、西原 夕華(北桑田高校)らが2位争いを展開、やがて石田と小林が抜け出し、さらに石田が単独で2位となるが、最終周に小林が石田を捉え2位に浮上した。トップの渡部は序盤でのリードを保ち、トップでフィニッシュ。2位には小林、3位は石田となった。このレース19名が出走、完走者は10名だった。
女子エリートリザルト(WE)6Laps
1位;渡部 春雅(明治大学)47:45
2位;小林 あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム) +0:23
3位;石田 唯(/) +0:35
●男子エリート(ME)
好スタートを切りホールショットを奪ったのは、かつてこの地で全日本チャンピオンを獲得した小坂 光(宇都宮ブリッツェン)。泥区間を抜けてメインエリアにトップで戻ってきたのは織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と沢田 時(宇都宮ブリッツェン)。それを柚木 伸元(日本大学)、副島 達海(大阪産業大学)、中島 渉(MINERVA-asahi)、小坂、竹之内 悠(/slash Cinelli – Vision)らが追う。3周目にはスタートしたときの日差しが消え降雪となり視界も遮るほど。トップ争いをしていた沢田は砂利区間で転倒。単独トップとなった織田は終盤、舗装路で転倒するもそのままフィニッシュ。2位争いから副島が脱落、柚木リードに見えたが沢田が巻き返し2位でフィニッシュ。柚木が3位となった。このレースには91名が出走、完走者は14名だった。
男子エリートリザルト(ME)9Laps
1位;織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) 1:04:36
2位;沢田 時(宇都宮ブリッツェン) +0:39
3位;柚木 伸元(日本大学) +0:59